こんにちは。
東村山市議会議員のかくたかづほです。
下記ブログは選挙前1ヶ月くらい前に書いた記事であり、公開をせずに選挙が終わってしまいました。結論から言うと、始発終電キャンペーンは全部で8回行い、党内では「始発終電の男」と呼ばれ、東村山市内でも「駅にずっと立ってる若者」と呼ばれることもあるようになりました。
これからも議会報告を兼ねて、3ヶ月に1回ほど行う予定です。下記内容は選挙前に書いた記事なので、少し今と異なる部分があるかもしれませんが、当時の自分自身の気持ちや考えを大切にしたいため、そのまま公開します。
毎日駅に立ってから早4ヶ月ほどになります。
その間にも党車とともに街宣活動などもしておりますが、もう一つやっていることがあります。
それが「始発終電キャンペーン」です。
どういうものなのかというと文字通り、駅に始発から終電まで立って、挨拶をさせていただくというものになります。東村山市は9個駅があり、それぞれ微妙に始発・終電の時間が違いますが、だいたい5時〜25時くらいとなっています。
そのため、始発終電キャンペーンをやるとなった場合には、駅に実に20時間ほど立っていることになります。もちろん人間が必要な休憩(トイレ休憩やご飯休憩)は抜けておりますが、ほぼその場に居続けるということになります。
「始発終電キャンペーンってなんでやるの？」「やる意味なくない？」という声をたまに頂いたりします。今回はなんで私がこれまで始発終電キャンペーンを6回やってきたのかについてお話ししたいと思います。
私はこれまで始発終電キャンペーンを①東村山駅東口②東村山駅西口③久米川駅北口南口④東村山駅東口⑤久米川駅南口⑥東村山駅西口と6回やってきました。市内の主要な駅に立たせていただいてるわけですが、最低でもあと2回(①久米川駅北口②新秋津駅)予定しています。
それではなぜやるのか？
「かくたかづほ」を知ってもらうためというのももちろんありますが、それ以上に効果があったりします。
①駅の変化を知ることができる
一日駅に立っている人はそうそういないと思います。
そのため、朝昼晩と駅の様子が変わっていることに気づきにくいこともあるかもしれません。駅に一日立っていることで、時間帯によって利用する方の変化や使われ方の変化、さらには街の変化など様々なことに気づくことができます。
まさしく街は生きているんだなと実感することになるわけですが、使われ方の変化などは駅を中心としたまちづくりを考える時に非常に参考になります。
現在、東村山駅は高架化工事の真っ最中でして、あと2年で完了する予定です。それに合わせて、東口の整備なども進む予定ですが、その東口をどんな形にするのかというパブリックコメントが募集されていました。
東村山駅東口駅前広場のリニューアル
https://www.city.higashimurayama.tokyo.jp/shisei/machi/machidukuri/higashimurayama_inde/higasigutiekihiro.html
リニューアルする際にも留意しなければならないことは、時間帯によって使う方の属性が異なること、そして用途が異なることということです。始発終電キャンペーンをやっていると1日駅にいるのでその変化がグラデーションになって見えてきます。
そう言った意味でも始発から終電まで駅に立っている意味は実は大きいのです。
②関心を持ってもらいやすくなる
関心というのは、政治活動に関してもそうですが、どうしてあの人は1日立っているのだろうと疑問に持ってもらいやすくなるということです。
前回2019年の東村山市議会議員選挙の投票率は、47.97％です。投票することのできる方々の半分以上が棄権をしているという状況になっています。少しでも関心を持ってもらうことで全体の投票率を上げることができると私は考えています。
朝、出かける時に駅にいた人が帰ってきてからも駅にいる。ご飯や飲みに行った後もいる。となると少しではあるかもしれませんが、気になる方は増えていくと考えています。それは私自身の認知度もそうですが、③へもつながります。
③少しでも政治を身近に感じてもらいやすくなる
近々の課題でもあると思っています。
私自身、演説の時にもよく話していますが、つい最近まで政治に全く関心がありませんでした。政治は無関心でいられても、無関係ではいられません。今歩いている道路だって、今使っているスマホだって、法律という政治が作ったルールの中で動いているのもです。日々、みなさんが払っている消費税や所得税、住民税なども無意識のうちに払っている方もいるかもしれませんが、全て政治を行うために納めているものになります。
始発終電キャンペーンをやっていると様々な方にお声かけいただけます。
先にも述べたような何回か通った時にいるから声をかけてくださる方、元々かくたかづほのことを知っていて、1日いるから行ってみるかと思い、来てくださる方、たまたま通りかかった私の友人や同級生などなど。
1日いるから暇な時に話をかけてみるかと思ってもらいやすいと考えています。そこで私の想いを伝えるのももちろんですが、政治について、つい最近まで関心がなかったからこそ伝えられることも一緒に伝えさせていただいたりします。
以上のように、始発終電キャンペーンは様々なメリットがあります。
一方で大きなデメリットもあります。みなさんも真っ先に浮かぶアレです。
様々な効果がある始発終電キャンペーン。
決戦の日までひとまずあと2回。
まずはやり切っていきます。
