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【最終日】3月議会が終わり。珍しい現象と涙。

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こんばんは。
東村山市議会議員のかくたかづほです。

本日は終日、3月議会最終日でした。

議会では最終日の流れとして、委員会で審議されたものを最終的に図りつつ、その他最終日に提出された議案の質疑を行いました。特出すべきことをあげていきます。

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政策総務委員長

再審法の改正

陳情が自公以外が賛成で採択となりました。非常に珍しい現象です。全体で24人、自公が11人、立憲草の根共産が8人、それ以外が5人という構図の中で、たまにおきます。

生活文教委員長

図書館長
3人の議員が討論。
図書館の司書資格を持っている人がなれる状態から、門戸を広げ、人材を幅広く登用する改正。

予算特別委員会

令和5(2024)年度の予算については、これまで予算特別委員会で審議をしてきました。議長副議長以外が入っているので、詳しくはこれまでのブログに譲ります。私の想いも入っていますので、改めてぜひご覧ください。

議案第15号 令和6年度東京都東村山市一般会計予算

議案第16号 令和6年度東京都東村山市国民健康保険事業特別会計予算

議案第17号 令和6年度東京都東村山市後期高齢者医療特別会計予算

議案第18号 令和6年度東京都東村山市介護保険事業特別会計予算

議案第19号 令和6年度東京都東村山市下水道事業会計予算

こちらの4つも来年度予算と併せて審議されました。詳しくは5日目のブログに書きましたので、ぜひご覧ください。

議案第20号 東村山市税条例の一部を改正する条例

能登半島地震災害(石川県・富山県)の負担軽減を図るために改正を行うもの。

雑損控除の特例適応。
令和7年度から本来は適応されるが、選択により令和6年度から行うこともできる。

該当者は2つのケース。
1月1日に在住で2日以降に転出した場合。東村山に単身赴任や上京している子どもなどがいる場合に適応される。
一つ目のケースはない。二つ目は申告に基づくもののため、該当者はわからないが、問い合わせがないので多くはないと考えている。

通達の時期は5月15日〜6月10日までに通達をしなければならない。
確定申告書(災害が終わってから2ヶ月延長される)を税務署に出す。

特に条件は決まってない。国から示された場合に修正。

議案第21号 令和5年度東京都東村山市一般会計補正予算(第8号)

雑多なまとめ

歳入歳出予算の整理を実施。
98.4%の徴収率。
12月から編成に入り、1月19日が各課から要望締切、2月22日に決定。

歳入
市民税は2%増となった。物価上昇の影響もある。
法人市民税は6%減。原材料価格の高騰も影響している。
タバコ税は減を想定していたが、減らなかった。自宅勤務などで市内で買う人が増えたと分析。
地方消費税交付金は減。
地方交付税は増。全国で按分された基準自体が再定義された。
学校施設環境改善交付金。東京都から最初はなかったため、補正にて計上。トイレ改修八坂、久米川、東萩山、1中、2中が対象。
企業版ふるさと納税。6社からあった。

繰越名許費補正
都市計画:残額金を令和6年度に繰り越した。
3・4・5号線(ほぼ完了)、3・4・10号線(30%台)、3・4・31号線(74%)の物件等保証料を繰越。
一時借入をせず決算する。

北庁舎解体
4月には全ての所管が移動する。
12月に土壌調査を実施。1月に問題がないことがわかった。
電気施設等の撤去が必要。令和5年度末までには難しいと判断し、令和6年度から行う。
7月から1月まで実施。

連続立体交差事業
ホームドア設置に伴い、市の負担金も増となった。
スケジュールが延びたことによって、鉄道関連の予算も変更に。
6330万円の負担増。

森林環境基金
183本の樹木を伐採。狭山公園や近隣市との連携もしている。

職員
育休52名、休職者25名
普通退職者29名、14名が年度途中。市民部7名、子ども家庭部7名。令和5年度は多いと考えている。
健康調査票で確認、産業医からのカウンセリングもある。

坪単価
久米川少年野球場43万円、第二保育園72万円

民生委員
5月12月でそれぞれ4回実施。
チラシ配布など他に周知方法拡大にも努めた。

不登校支援
校内適用支援員の減額。東京都からの補助金や働いている方の都合もあり、限定的な配置となってしまった。

質疑したこと

大きく5つ質疑をしました。

減税
今回の補正で、当初の想定よりも増収となりました。
現在国では、増収の影響により定額減税が行われています。それと同じ考え方で市民に還元するつもりはあるのかという質疑をしました。
担当部長に質疑しましたが、市長にも答弁いただき、「極めて慎重」という答弁を頂きました。それに対して私が「引き続き議論していきます」と言ったところ、市長は大きく頷いていました。私もめげずに減税を掲げて進めていきます。

ファミリー・サポーター
通称ファミサポという地域のボランティアの方と子育てしている親御さんとを繋ぐ仕組みがあります。ボランティアさんが空いている時間でお手伝いをするというものですが、あまりうまくいっていないという話をチラホラ聞いています。親御さんが頼りたいと思って使ってみようとしたのに、使えない。そんな状態では絶望しかないと思います。ここについては引き続きより良い制度を作るべく頑張っていきます。

選挙費

直前の市長選挙、市議会議員選挙で予算が大幅に削減されていました。素晴らしいことです。質疑をしたところ、効率よくやった結果、人件費を削減できたということでした。こういうところは積極的に進めていくべきだと言う話をしました。

子ども家庭支援センター

通称「コカセン」です。
大阪での判例もあるとおり、もちろん子どもたちを虐待から守ることは大事ですが、それ以上のことをしてしまっているという話も聞きますし、実際にお会いしたこともあります。この分野に関してはまだまだ勉強不足ですが、子どもたちの明るい未来のため、引き続き取り上げていきます。

ふるさと歴史館

全国でハコモノが問いただされてから時間が経ちましたが、東村山市にもふるさと歴史館があります。私は無くせと思っているわけではなく、もっと知ってほしい、もっと活用してほしいという立場です。だからこそKPIのようなものを確認しましたし、これからも追い続けていきます。

議案第22号 令和5年度東京都東村山市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)

収納率が減。
被保険者数1415人の減。
滞納繰越分も減。
歳入減額になったため、一般会計から繰り入れた。
総額:14.16億円

給付対象者2.9万人、一人当たり35.2454万円
平成30年度は29万円、令和4年度は32万円。年々増えている。

最後に…

最後は役職定年の部長さんの挨拶がありました。
35年ほど務め続けている方々の言葉は重みがありました。私はようやくこれで一周となり、5月で議員になって一年です。これをあと34回やったと思うと尊敬の念しかありません。

東村山市は2024年度で60周年を迎えます。改めてこういった歴史の積み重ねがあったからこその60年であり、人と人とが紡いだ60年であるということを再認識しました。
私はその歴史に責任と誇りを感じながら、その議員であるという職務をまずはあと3年務めなければならないと実感しました。
まだまだ私には重すぎる責任だとも思いますが、やれることを日々やっていくだけです。
最後に部長さんも、日々の積み重ねで気づいたら定年といった印象だと仰ってました。目の前のことに集中しつつ、未来を語りながら、議論を戦わせ、東村山市のその先を作っていきます。
今日はこんなところで。それでは。

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