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【最終日】12月議会も終わりました。

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こんばんは。
東村山市議会議員のかくたかづほです。

本日は12月議会最終日でした。
議員になって3回目の議会でしたが、相変わらず緊張は取れませんでしたが、質疑通告もし、一部反対討論もしました。

今回もいつも通り、議会であった話の中で気になったところをまとめつつ、私自身の意見を入れていきます。

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政策総務委員会

委員長報告から2つの議案について審議をしました。

議案第68号 東村山市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例

職員団体との交渉:初任者に勤勉手当の引き上げをする東京都に準拠11月24日妥結
妥当性:東京都50人規模、無作為抽出した企業より実態調査を実施
独自の人事委員会を持たない:東京都は60人8億円の規模
東村山の事業所は入っているのか:認識はしている。同じような団体であったとして公民格差に起因しない

→日本維新の会かくたかづほは反対。賛成多数で可決となりました。

議案第67号 東村山市会計年度任用職員に関する条例の一部を改正する条例

財源は一般財源
毎年度給与改定をおこなっている。

→日本維新の会かくたかづほは反対。賛成多数で可決となりました。

反対理由

日本維新の会所属の議員として、現行の微修正型の公務員制度には疑問があります。
職員の給与を上げること自体には反対という立場ではないですが、人口が減少している昨今において公務員の給与制度抜本から見直し、民間ありきの制度設計ではなく、年功序列でも終身雇用でもない給与制度が必要だと考えています。
下記に討論原稿を載せます。

日本維新の会かくたかづほは、反対の立場で討論いたします。
最初に申し上げておきますが、公務員の待遇改善自体を否定しているわけではありません。
終身雇用と年功序列からの微修正を積み重ねた結果、改革を重ねている民間の人材マーケットから取り残された、働く魅力に乏しい人事給与制度となっている現状から脱却する必要があると考えています。公務員制度を抜本的に改革し、能力・実力主義に則り活躍している人材に報いる人事給与制度への変革を進めることこそが重要であり、そのような根本的な課題解決を先送りにして公民較差を精緻に算出することにどれほどの意味があるのかと感じております。

反対をする理由は下記の通りです。

①財源確保に関して明確になっていないと考えるため
②人事評価制度が努力を続けてきた民間と異なり、本当に優秀な人材が評価される制度とは言えず、これこそ民間との格差を感じるため
③人事院勧告の統計が東京都全体で見ているため、東村山市の実情とは乖離があるため

以上、日本維新の会かくたかづほの反対の立場からの討論と致します。

今こそ根本から制度を見直し、リボルビングドア(回転ドアのように民間企業と役所などを行き来すること)をすすめ、より優秀な人材を獲得していくことが必要だと考えています。だからこそ反対をしました。

厚生委員会

委員長報告からはじめ、1つの議案、1つの陳情を審査しました。

議案第69号 東村山市国民健康保険税条例の一部を改正する条例

均等割の軽減もある。

高額で負担感はある。滞納者がさらに出てくる可能性がある。
持続可能なものとして進めていく。低所得世代には減免がある。産前産後も行う。

市独自の赤字解消を進めた。定額の上昇を行う方が負担感が少なく感じる。
税率改正を行わないところもある。
令和5年度に示された。法定外繰入(一般財源からの繰入)をなくすという国からの通達。

無職者の加入構成率が上がっている。滞納増加が懸念される。
増額を行わない場合、一般財源からの繰入が増えてしまう。

→日本維新の会かくたかづほは賛成。賛成多数で可決となりました。

5陳情第21号 多摩地域で削減されてきた保健所の復活・増設を求める陳情

保健所がなくなった経緯。
小平にある多摩保健所と一括に。コロナを経て大変だった。平常時に保健所ないことに困ることはない。75万人に1つある。
精神福祉法32条の範囲内で行なっている。

→日本維新の会かくたかづほは不採択。反対多数で不採択となりました。

まちづくり環境委員会

まちづくり環境委員長宛てには質疑通告がなかったため、報告のみでした。

議案第70号 東村山市道路の構造の技術的基準を定める条例の一部を改正する条例

さくら通り、東久留米境にある。

→日本維新の会かくたかづほは賛成。全会一致で可決となりました。

議案第71号 東村山市道路に設ける道路標識の寸法を定める条例の一部を改正する条例

道路に補助施設をつける

→日本維新の会かくたかづほは賛成。全会一致で可決となりました。

議案第72号 東村山市道路占用料徴収条例の一部を改正する条例

東京都の条例準用を見直し。固定資産税評価額を基準に変更。

→日本維新の会かくたかづほは賛成。全会一致で可決となりました。

議案第73号 東村山市公共物管理条例の一部を改正する条例

東京都の条例準用を見直し。固定資産税評価額を基準に変更。6、7年は激変緩和措置をとる。1.2倍を超えないように。179万円増。令和6:27万円、令和7:43万円、令和8:45万円
1m2 640円とする。

→日本維新の会かくたかづほは賛成。全会一致で可決となりました。

議案第74号 東村山市準用河川管理条例

野火止用水、前川は使用料を取ってきた。北川は使用料をとってこなかった。
今後は取っていく。

→日本維新の会かくたかづほは賛成。全会一致で可決となりました。

議案第80号 東村山市道路線(富士見町四丁目地内)の認定

新しく道路を設置。

→日本維新の会かくたかづほは賛成。全会一致で可決となりました。

5陳情第22号 天王森公園の適正な占有に関する陳情

許可条件をこれまでよりもしっかりと対応している。

→日本維新の会かくたかづほは採択。全会一致で採択となりました。

追加議案

最終日に追加された議案です。
提案説明が担当の部長からあり、その後質疑という流れでした。

議案第83号 東村山市手数料条例の一部を改正する条例

本籍地以外でも取得可能となる。
戸籍電子証明書提供様式別符号を新しく追加。
スキャナーとして読み取った情報を追加。
改正戸籍法は期日が未定だった。今回時間が決まった。独立していた個性情報が一括に。戸籍がどこでも取れるように。パスポート申請も今後できるようになる。

大半は国から出るが、1200万円は国からの補助はなし。
改修費用は令和6年度予算で計上。

セキュリティ対策
外部から:連携システム国のサーバーで保管する。認証段階を増やす。
内部から:罰則規定がある。地方公務員法の罰則対象になる。これまでも講じてきた。4月には新入職員を対象に。個人情報の取り扱いについてなどの研修も実施している。5月にはイーラーニングも実施。

手数料は国からの通達により全国一律。

婚姻届等の戸籍添付がいらなくなる。
パスポート申請等はマイナポータルなどで申請できるようになる見込み。

市の窓口、養子縁組・婚姻届などは簡略化できる。
児童扶養手当の負担軽減。

戸籍電子証明書:戸籍情報のこと
本人、配偶者、婚姻前の戸籍は第三者からの取得ができない。

令和6年度末から使えるようになる。
除籍は翌年から150年。

本人確認書類を確認。
マイナポータルを利用すると無料でできる。

→日本維新の会かくたかづほは賛成。賛成多数で可決となりました。

議案第84号 令和5年度東京都東村山市一般会計補正予算(第6号)

総括について

財政調整基金残高29億9044万9000円
算定方法の大きな変更はない。
8つの推奨メニューがあった。⑤を選択。物価高騰対策用に。下半期分が東京都によって決定。

地方公共団体向け文書及び資料 (物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金関連) - 地方創生推進事務局
内閣官房 地域活性化統合本部会合 物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金

低所得者に対しては令和6年度予算で実行予定。

休暇制度の拡充、売店の設置などが話で上がった。
職員組合委員長・嘱託委員長・現業委員長、総務部長・人事課長・副市長が参加。

物価高騰対策について

高齢者施設への食材費、光熱費を補助。
定額給付の場合もあり。1人光熱費94円食費120円、20人以上の通所光熱費20万円、20以下光熱費10万円・1人につき食費40円、光熱費6万円、入所系サービスは都が行う。50ー99床 150万円 〜150床240万円 151床以上300万円

食材料費光熱費として計上
5年10月〜6年3月、実支出額を支援。
認定こども園、保育園幼稚園等が対象。

今後も社会情勢を鑑み、実施する可能性もあり。

市民農園について

6.9%返還。倉庫トイレが設置されていた。
返還地以外に倉庫とトイレを設置。
54区画は一緒。倉庫設置で不便かけるかも。
自らやりたいということだった。

恩多町第1市民農園1名、恩多町第2市民農園1名、富士見町市民農園2名と賃貸借契約
解約は6ヶ月より前に紙面で行う。

近隣市の状況;東久留米9園552区画、西東京3園160区画、清瀬2園103区画

中学校給食導入に向けてのアドバイザリー

持続可能性に課題がある。
国の無償化などもあるので、その点も不公平。全員で採択された陳情もあり、市長から8年度中に導入する。公民連携によりまちづくり基本方針に乗っといて。
専門性が高い職種今後選定していく。法令などを確認するため、法令などを知っている必要がある。

相模原市PFI年間2849万円所沢市1.5年間3175万円、神戸市4000万
スケジュールがタイトだからノウハウを持った会社に支援してもらう。

現時点で確定はしてない。
6年度中に事業者選定。そこから条件を詰めていく。7年度は調整期間。8年度から実施。

実施方針案、要求水準書の作成案、作成支援、基本協定
事業者より見積書をもらい、積算。

職員給与改定について

74ヶ所50人を超える事業所はパートやアルバイトなども入っている。

休暇取得日職員平均15.4日会計年度任用職員13.5日
正職員8641万円増、時短職員105万円、会計年度1568万円増、1.315億円の増

職員数:正規753人35%、短時間56人2.6%、専門367人

→日本維新の会かくたかづほは賛成。賛成多数で可決となりました。

議案第85号 令和5年度東京都東村山市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)

一般会計から繰入。
1月1日よりスタート。3ヶ月分の予算。国が半分、都が1/4、市が1/4

国保事務処理システム
バッチ処理7、出力処理変更。74.92人日。
日立システムズに委託。1人日あたり5.4万円。

SE2人、PM2人。リリース担当。
夜間対応になる可能性もあり。1月末リリース予定。

→日本維新の会かくたかづほは賛成。賛成多数で可決となりました。

まとめ

今日はなんだかほんわかとした空気でした。
委員会もあり、1週間あいたということもあり、年末モードなのかな?と感じました。この週末でも様々なところで年越しの餅つきなども行われ、いよいよ2023年が終わるなという空気が議会にも流れていました。一般質問も終わっているため、それぞれの出番がなかったということも理由かもしれません。
職員の方もいつもよりもふんわりとしていた印象でした。思想は違っても、年末年始はみんな楽しみということの表れなのでしょうか。

本日は、議案第67号・68号と反対討論を1人だけ行いました。
山場はどこかと問われるとそこだと思います。いつもは質疑は一番最後ですが、この回に限っては1人しかいなかったため、最初で最後となりました。しっかりと自分の考えも伝えることができたので、よかったと思います。

段々と様々な会派、議員が色を出すようになってきており、質疑や一般質問も聞いていて勉強になるといいますか、純粋に楽しいと感じることも増えてきました。どう言った意図を持って、質疑をしていくかということを今後もしっかりと持ち、来年以降も頑張っていきたいと思います。

まずは、4月選挙で当選させていただき、5月から議員になり、なんとか今年一年の6月議会、9月議会、12月議会が終わりました。お疲れ様でした。そしてありがとうございました。
引き続きみなさんから頂いたご期待に応えられるように来年以降ももちろん頑張っていきます。仕組みもなんとなくわかり、そしてほんの少しではありますが、成果も出すことができるようになってきました。成果を得ることが目的ではないですが、私に頂いた3675票は少しでも市議会を、東村山をいい方向に変えてほしいという市民の皆さんの想いだと思います。
少しでもいい方向に変えられるように引き続き努めていきます。

一年まずはありがとうございました!
とりあえず今年の議会はこれで終わりです。
来年も頑張ります!
今日はこんなところで。それでは。

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