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【報告】全国地方議会サミット2023にて。

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こんばんは。
東村山市議会議員のかくたかづほです。

本日は腹痛で寝込んでおりました。これだけ暑いと体調も崩しがちになりがちですよね。みなさんもお気をつけください。

さて、もう先週のことになってしまいましたが、早稲田大学大隈記念講堂で「全国地方議会サミット2023」に参加してきました。

非常に学びが多かった二日間となりました。今回はその中で特に感動した点、大事だなと感じた点に関して、毎度のことながら忘却録としてもまとめていきます。

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デジタル化の推進事例

宮城県都城市の例

特にこの自治体が進んでいると感じました。
マイナンバーカードの普及率は全国で一位で、96%となっております。その普及率のためにやったこととして、申請に来てもらうだけでなく、こちらから向かう申請方法も積極的に活用し、この数値に至りました。全国平均が70%弱で、東村山市での普及率が80%ということを考えても、とてつもない数値です。
「マイナちゃんカー」という独自施策を展開し、一人でも申請する市民の方がいた場合には、この車と市職員が住民の自宅まで申請補助をしているようです。

また、デジタル化はあくまでも手段であり、目的ではないとした点です。
各自治体とも率先してデジタル化に取り組んでいますが、それが仇となり、目的化してしまうことが多々あるようです。あくまでもデジタル化を推進する背景としては、市民の方々の利便性向上が目的であり、それに付随して時間やコスト削減などもついてきます。だからこそ、この点を忘れずに、しっかりと取り組むことが非常に大切だと改めて感じました。そのデジタル化が進んだ結果、

・全国初のAIを使った「イベント情報集約サイト」実装
・民間保育園も含めたオンラインから使える「一時預かり等予約システム」の構築
・IoTなども活用した「デジタルケアマネジメント」サービスの展開

などをしており、デジタル化の恩恵を非常に受けています。特に注目すべき点として、しっかりと高齢者向けサービスもデジタル化によって展開しているという点です。どうしても高齢者の方々にとっては馴染みがないことも多く、取り残されてしまいがちですが、サービスを展開することによって、利便性を理解していただき、そこからしっかりとつなげていくということに成功している自治体だと感じました。

単なるデジタル化ではなく、行政改革と一緒に行っている点でも非常にプラスであると感じました。非効率なものをデジタル化するのではなく、それに合わせて予算が削減できるかどうかを合わせて考えている点は、私も大切にしていきたいところだなと感じました。

議会報告改革の事例

北海道鷹栖町の例

私は特別委員会として、「広報公聴委員会」に所属しています。
何をする委員会なのか改めてお伝えすると、ミッションは議会をよりわかりやすく市民の方にお伝えすることが仕事で、議会だよりの作成や議会報告会の開催などが掲げられています。

今回の地方議会サミットの中でもやはりその点について注視していました。
そこで、北海道の鷹栖町はびっくりするくらい攻めていることしていました。

ツイートにも記載しましたが、議会報告のためのポスターがわかりやすかったり、その伝え方も斬新です。議会とは思えないことをしているのが、この自治体です。

やはり、東村山市もそうですが、市議会や行政と市民の方々がお互いに理解し合えてないと感じることが多々あります。現実と乖離した政策をたくさん行っているわけではありませんが、私個人の感想としては、お互いにそれほど興味がないように見られます。私もほんの3年ほど前までは議会や議員について何にも興味がなかったので、理解ができますが、もったいないと感じてしまいます。

だからこそ、この委員会に所属し、しっかりと市民のみなさんにわかりやすく伝えることが必須であると考えながら日々過ごしております。改めて少しでも身近に感じていただけるようにこちらも努力をし続けないといけないと感じました。

以上、少し長くなってしまいましたが、地方議会サミットで感じたことです。
これからも様々な勉強会やサミット、セミナーに参加しながら、様々なことを吸収し、東村山のためになるような動きをし続けたいと思います。

今日はこんなところで。それでは。

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