【3月議会初日】花粉症が辛い日でした。

こんばんは。
東村山市議会議員のかくたかづほです。

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花粉症でやられていますが、本日より3月議会がスタートしました。
今日は初日ということもあり、市長の施政方針演説、委員会への付託や選挙管理委員会委員と補充員の選挙、昨年度の補正予算（いわゆる整理補正）がありました。

今回も毎回のように雑多にまとめていきます。

招集にあたり

1月25日市民センター6市市長が語る連携シンポジウム
それぞれの市の取り組みを発表。東京都における地域DX。
副知事宮坂さんより講演。

2月11日人権の森。親子で楽しむ。
433人の親子連れ。今年はやぎも参加。
3月8日清掃活動を久々に再開する。
NHKでの放送もあった。

施政方針説明

八潮市下水道陥没
翌日から緊急点検を実施。
63kmをチェック。車両からの目視点検。
異常はなかった。

物価高騰対策
物価高騰給付金：準備を進めている。2月3日に発送した。

財政運営
総合計画最終年度。
臨時財政対策債の発行額がゼロとなった。
極めて厳しい予算編成作業だった。
早期に財政効果を図る。
一般会計697億円。7.6％増。
特別会計も含めると1096億円。
令和6年度と比べわずかではあるが良くなっている。
中長期的な視点が引き続き必要。
もう一歩踏み込んだ行革を行なっていく。

実施計画目標
新しい価値の創出。行財政改革を推進する観点から進めてきた。
連続立体交差事業、公園の整備、緑地の購入などをしてきた。
桜花高校と地域課題解決に向けて行なっていく。
SDGsオープンラボの実施もしていく

職員定数
805人⇨807人に増員。
たまほくの職員を増員。
令和6年度と同等の水準を保つ方針。
健康福祉部と子ども家庭部に担当部長を配置。
DXに詳しい人材を任期付職員として任用。
複数の部で次長を減らす。必要がなくなった場合、ポジションを減らす。

まちの価値の向上
東村山らしいまちづくり：ガイドラインを策定する。公共施設再生のタイミングで活用する。インスタグラムの開設、オープンハウスなどを実施。
回田町4丁目：組合施工で進めている。7年度に組合を立ち上げる。無電柱化を進める。
中心核整備：東村山駅。明治28年に開業。130周年。下り線が高架する予定。イベントを実施したいと考えている。東口広場の整備、高度利用、高架下なども進めていく。民間主導の事業の理解も得られるようなエリアデザインを策定していく。3本ある志村けんさんの木のうち2本が邪魔になる。移植、伐採を検討。高架下の活用も今後さらに進んでいく。事業完了の3年前ごろから検討が具体的に進んでいく。
久米川駅南口広場：素案をまとめた。オープンハウス、パブリックコメントを実施。
秋津駅・新秋津駅：機運醸成を図るべく、あきつとんぼ楽市を実施。
公園の整備維持管理：1.1ヘクタールの土地を土地開発公社と一括で購入予定。
萩山公園：北川エントランスなど既存建物を中心に行なってきた。令和8年3月完成を目指している。まちと暮らしの交差点がテーマ。レンタルスペースとなる予定。4月から実施となる予定。
都市計画：整備方針10年ごとに行なってきた。
前川河川：流速調査、現況測量を実施してきた。前川公園の下に設置する案を策定し、オープンハウスを実施する。
商工業振興条例：地域経済の活性化のため。基本方針に基づき、新たな施策を展開してきた。企業立地促進事業に合わせて条例制定をする。パブリックコメントを実施。議案として提出。既存の市内事業者の拡大の支援も行なっていく。
子ども計画：期待や安心の意見と遊び場の懸念の意見が子どもたちからあった。貧困対策なども進めていく。子ども食堂：物価高騰対策の補助金を活用。市内の子ども食堂と顔の見える関係を作っていく。
保育料第一子無償化：東京都で実施予定。検討を進めていく。条例改正や補正予算を議会に提出する。
給食無償化：1月から無償化を実施中。小学校は混乱なし。中学校は選択制ランチボックスで、食物アレルギーなどで出せない生徒の申請をもらった。実施前57％→87％。中学校給食センターは鋭意建築中。
給食親子方式：大岱小学校を親校とし、青葉小学校に給食を運搬する。
小中学校タブレット端末配布：東京都と共同調達を実施。OSや端末は自治体が判断。ネットワークなども進めていく。1.2万台。
萩山小学校複合化：100人以上の市民が参加。令和12年度の供用開始。7年度中に募集していく。実施方針、要求水準書案を公表していく。6月定例会で債務負担行為に関する議案を提出予定。
スポーツセンター：43年経過している。劣化状況を把握するための調査を実施。大きなひび割れなどはなし。各設備に関しては応急的な工事を行なっている。対応年数も超えている。20年使うためには17.3億円、2年必要。7年度中に方向性を決める予定。
自殺対策策定計画：地域で生きるを支え合うまちへ。ゲートキーパー普及啓発を行なっていく。自殺対策推進委員会を引き続き実施。

暮らしの質の向上
大戦から80年：広島の木を東村山に植える。
CO2削減：いきいきプラザに加えて秋水園もタウンマネジメント株式会社が実施。43％が再生可能エネルギーになる。ゼロカーボンに向けて進めていく。1月19日気候市民会議。20人が参加。
配食用油：Fry to Flyプロジェクト。協定を結んだ。廃油回収ボックスを配置。
柳泉園：広域処理は可能であるという報告。協議会として進めていく。3月下旬に3回目の協議会を実施予定。
防災施策：能登半島地震から1年。阪神淡路大震災から30年。能登半島は道半ば。災害廃棄物の支援なども取り組んでいく。災害対策本部訓練を実施。
公共交通：予約型乗合交通。実験運行を実施中。1月末登録者223人。利用者は延べ17人。
行財政改革大綱：大型投資事業が形になる。
ネーミングライツ：市民センターはS＆D多摩ホールディングと協定を結んだ。S＆D市民センター。年額50万円。5年契約。
DX推進：たのしむらやまポータル4000人を超えた。公共施設の利用もスマートパスでできるようになる。AI活用。アイデア出し、事務サポートを想定。
民間事業者提案制度：11事業。具体的な協議が揃ったものから実施。東京ガスを契約すると1契約で1000円東村山に寄付をされる。それをもとに新たな事業を実施。アクアプラン。小中学校に節水機器を設置。節水でリース費用を賄う。

議案第1号　東村山市一般職の任期付職員の採用に関する条例

→政策総務委員会へ

議案第2号　東村山市職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例及び東村山市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例

仕事と育児を両立できる環境を設置するため。

→政策総務委員会へ

議案第3号 東村山市商工業振興条例

商工業の振興を持続的に発展をさせていくため。

→生活文教委員会へ

議案第4号　東村山市高校生等の医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例

所得制限を撤廃するため。

→厚生委員会へ

議案第5号 東村山市下水道条例の一部を改正する条例

専属要員が見直されたため。

→まちづくり環境委員会へ

議案第9号　令和7年度東京都東村山市一般会計予算

49億円7.6％増となった。
市民税は賃上げによって増を見込んでいる。
所得割交付金などで増を見込んでいる。
国と同程度の割合で増をしている。
市債22億円。臨時財政対策債がなくなった。
定額減税給付金、都議選費など、高齢者施設物価高騰対策、子ども食堂支援、温暖化推進事業費、帯状疱疹ワクチン、農業基盤整備推進、企業立地促進、薬師山緑地用地取得、都市計画道路整備、前川流域、特別支援学級開設、給食無償化、トイレ洋式化などなど。

→予算特別委員会へ

議案第10号　令和7年度東京都東村山市国民健康保険事業特別会計予算

155億円。2.8億円減。

→予算特別委員会へ

議案第11号 令和7年度東京都東村山市後期高齢者医療特別会計予算

46億円。1.5億円増。

→予算特別委員会へ

議案第12号 令和7年度東京都東村山市介護保険事業特別会計予算

148億円。
地域包括ケアを推進していく。

→予算特別委員会へ

議案第13号 令和7年度東京都東村山市下水道事業会計予算

29億円。都市計画道路による工事、柳瀬川への対応。

→予算特別委員会へ

予算委員長の互選

議長、副議長を除いた23人で実施。
委員長は14票で村山じゅん子。9票渡辺みのる
副委員長は13票で木村隆。9票朝木直子。1票無記名。

議案第6号　令和6年度東京都東村山市後期高齢者医療特別会計補正予算（第3号）

広域連合からの資料。
保険料の増。滞納繰越金が見込みを上回った。法定負担分を一般会計から繰り入れた。
団塊世代が全て後期高齢者になる。
高齢化が進み、支え手が減る。給付費適正化を行っていかなればならない。データヘルス計画。

保険事業費
後期高齢者の0.3％が健康状態不明者。

広域連合補助金
マイナンバー保険証一体化、制度の見直しを告知

2.5万人。1765人減。

→賛成多数で可決

議案第7号 令和6年度東京都東村山市介護保険事業特別会計補正予算（第3号）

337万円を減額。

調整交付金
保険給付費の5％が給付される。
3月後半に確定する。全国から計算をするためこの時期になる。

基金繰入金
調整交付金の減。基金残高18.85億円
保険給付費は計画通りだった。
コロナによってサービス利用控えがあった。

居宅介護支援の要件の見直し、販売の選択制、職員の処遇改善などが行われた。
要介護、申請数は増となっている。コロナの臨時取り扱いが切れたため。

システム改修
介護保険料算出のための所得の基準が変わったため。
株式会社ジーシーシーに委託。

→賛成多数で可決

議案第8号 令和6年度東京都東村山市下水道事業会計補正予算（第1号）

下水道の影響はなかった。
直近の差額で予算計上。大手企業などが少なく、家庭により利用が多い。
水を使う量が減っている。単身世帯が増えていると考えている。
純損益：令和5年度2.4億円、令和6年度1.9億円。
一般会計から繰入や起債がない限り赤字となる。一般会計から繰入は介護などでさらに増えていくので、なんとかしていきたい。
令和5年度50.5％の減。5.9億円となった。予定の範囲内。

委託料減額はサービスステーションが縮小し、人件費が減ったため。
道路築造に先立ち、下水管を工事する。
小中学校では500万円減っている。

今後も減少傾向は続く。
人口減少、土木費なども上がっていく。今後はさらに厳しい。
使用料収入の適正化(増額)の可能性も。

正職員6人、専門職会計年度2人、アシスタント2人

繰入金減：集中的に行っていた起債が減になった。
令和7年度は若干借入できる可能性がある。
雨水に関するものは一般会計から入れるもの。空堀川工事。国都補助金が増額となったため、減となった。毎年度満額申請している。令和6年度は増額となった。

株式会社パスコに委託。

過年度損益修正損は請求などのミスがあった場合に、還付などを行って修正するもの。

	令和元年度	2年度	3年度	4年度	5年度
世帯数	72,353	73,007	73,688	74,453	75,107
使用料（m3）	205.85	212.26	209.04	201.67	197.51

他会計負担金：一般会計からの繰入金

→賛成多数で可決

議案第14号 東村山市農業委員会委員の任命について同意を求める件

ブドウの生産をしている。

小山さんが体調不良で辞任のため、後任を選んでもらった。

→全会一致で可決

選挙第1号 東村山市選挙管理委員会委員及び補充員の選挙について

選挙管理委員会の委員と補充員は議員の選挙で決めるという仕組みです。
対象者は有権者全員となります。便宜上、市民の代表である議員が選挙で決めるという形になっています。実態としてはそれぞれの会派から一人ずつ推薦するという形になっています。

選挙管理委員
①6票まのまさゆき
②6票かわかみたかゆき
③6票そねまりこ
④4票こくぶしゅうじ
白票3票

補充員
①8票ささせあきひで
②6票もりわきこうじ
③6票すずきとしお
④4票こやましげお
1票谷村孝彦
白票0票

まとめ

今日は聞くことが多かったです。

本当は通告書していたのですが、言葉を間違えてしまったため、期待していた答弁が出てこず、議論をすることができませんでした。本来は介護、後期高齢者、下水道ともに質疑通告をしていました。一般会計からの繰入金の話をして、抑制してほしい、何か策を一緒にやっていこうという話、現役世代の負担の話をしようと考えていましたが、通告書には「一般会計繰出金」と書いてしまっており、逆の答弁しか用意がされていませんでした。本当にもったいないことしたなと感じています。

一般会計はみなさんから頂いた税金や国都からの補助金です。それを特別会計に繰り入れるということは本来的に言えば正しいことではありません。事実としてしょうがない部分もありますが、ここに関しては今後さらに勉強していき、様々な質疑をしていきたいと思います。

また、今日は投票が2回ありました。
クラウドを全員に、タブレットも配布しているので、オンラインでやればいいのになと思いました。形式的なことも大事だとは思う一方で、あまり効率良くはないなと感じました。

3ヶ月弱ぶりの議会でしたが、久々に疲れました。
明日は代表質問なので、私の出番はないですが、しっかりとまずは一般質問。そして予算委員会に向けて頑張っていきたいと思います。

今日はそんなところで。それでは。