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【最終日】9月議会。東村山市議会に日本維新の会誕生へ。

ブログ
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こんばんは。
東村山市議会議員のかくたかづほです。

もう先週になってしまいましたが、10月3日に9月議会が閉会となりました。
ブログを書こう書こうと思っていましたが、育休明けということもあり、様々な仕事が溜まっており、そちらを優先してしまいました。

ということで、今回も雑多にまとめていきます。

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政策総務委員会

議案第30号 東村山市監査の執行に関する条例及び東村山市下水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例

事務のデジタル化について

→全会一致で賛成

厚生委員会

議案第29号 東村山市義務教育就学児の医療費の助成に関する条例及び東村山市高校生等の医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例

0歳から18歳まで全ての児童の医療費を無償化。
第一子無償化の財源が東京都からの補助決定したため、その費用を充てる。

→全会一致で可決

7請願第1号 東村山市手話言語条例の制定を求める請願

請願人に委員会に来てもらい、話を聞いた。
東京都でも条例ができた。東村山市でも制定してほしい。
9月ではそれを持って審議した。

→採択

7陳情第4号 がん患者のアピアランスケアに関する助成制度創設に関する陳情

子どもに関しては賛成できるが、それ以外に関しては難しい。
見た目について補助を始めてしまうと、全ての病気に対して助成しないといけなくなる。
難しい。

→採択

7陳情第5号 男性に対する子宮頸がんワクチン(HPVワクチン)接種への助成に関する陳情

→採択

生活文教委員会

議案第27号 東村山市手数料条例及び東村山市印鑑条例の一部を改正する条例

マイナンバーカードにおける手数料を減額。
住民票などは2月1日から7月31日まで10円に下げる。
マイナンバーカード保有率80%、コンビニ交付30%しかいない。
物価高騰対応臨時交付金を活用する。
庁舎内のマルチコピー機の増設はなし。
10%増の計算、その後も5%伸びていく。トータルで15%の増見込み。

→可決

7陳情第7号 学校教育におけるジェンダー平等教育の実施を求める陳情

校長研修で包括的性教育を行った。
毎月、人権教育を研修している。
校内相談体制として、スクールカウンセラーなどもいる。
いのちの安全教育は毎年、赤ちゃん登校日の開催、デートDV講習なども行っている。

→不採択

7陳情第9号 八坂小学校の給食調理室を早急に改修もしくは新設し、自校調理方式での給食の継続を求める陳情

年内を目処に保護者への説明を実施。
子どもたちへもアンケートを実施予定。
センター方式ありきの話にはしない。
校庭も使うため、学校行事に影響がある。

→不採択

決算特別委員長

議案第33号 令和6年度東京都東村山市一般会計歳入歳出決算の認定

討論:認定4会派、不認定4会派。

→認定

議案第34号 令和6年度東京都東村山市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定

→認定

議案第35号 令和6年度東京都東村山市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定

→認定

議案第36号 令和6年度東京都東村山市介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定

健康福祉部長から補足説明あり。

→認定

議案第37号 令和6年度東京都東村山市下水道事業会計決算の認定

まちづくり部担当部長より補足説明あり。

→認定

議案第39号 令和7年度東京都東村山市一般会計補正予算(第3号)

総括
決算による収支。
財政調整基金15億円を積立。
補助事業費を計上。
当初予算で間に合わなかったもの(デジタル行政ポイント、トイレカーなど)。
国都への返還金:歳入2.3億円、歳出6.7億円。
市道9900万円、街路樹1163万円。本町児童館複合遊具撤去63万円。

基金への積立
精算として積み立てた。
追加の積立を行った。

歳入
東京都へ土地を売却。
ふるさと納税も増。

地方債
追加:災害用トイレカー限度額1440万円(交付税70%)
増額:JR武蔵野線道路線(交付税70%)、小学校中学校トイレ補助金不採択をなった(交付税50%)
不足した場合には一般会計で補填しなければならない。
今後金利は増える想定。

普通交付税
1.6%増を考慮して計上した。
これまでと同じ方法だったが、今回予算割れした。
2億円下回った。決算剰余金で手当する。影響は限定的。
再算定はない見込み。
法人市民税が好調だった。
実質的に同水準をキープする国の指針。
普通交付税は全体の9.9%。

災害用トイレカー
納車は7年度中に間に合わない。
地方債を活用する。
本体2383万円。6ヶ月かかる見込み。12月議会での最短の契約となる。
トラックタイプ、4.9トン、4WD、全長7m全幅2.7m、760Lの製水タンク、1000Lの汚水タンクソーラー発電、洋式4室、多機能1室、電動リフト。
東京都補助1/2。
クラファンも検討したが、東京都の補助金との併用はできない。

デジタル地域ポイント(アインPay)
キャンペーンを実施予定。
地域生活の支援を実施。
3回に分けてキャンペーンを実施。10月中旬〜11月中旬10%還元、12月〜1月還元率10%よりも高め。3月10%還元実施予定。
新規登録者へのキャンペーン、オンラインチャージも検討中。
加盟店6年度末470件、9月末506件、JA東京みらいにも追加。
国庫補助金844万円、一般財源8813万円。
1ヶ月に1回以上利用した人をアクティブユーザー(8月4226人)としている。
3年間で1万人という目標。
7年3月利用件数40884件利用人数6221人(つかうとカエルキャンペーン)、6月12726件3900人。

コンビニ交付
2月から割引き実施予定。
市民課前のマルチコピー機も改修予定。

子育てするなら東村山推進基金
待機児童対策、保育施策に活用する。

普通財産購入費
土地開発公社の土地買い戻し。
秋津町2丁目25-4、久米川町1丁目久米川東小学校東側、3・4・27号線久米川町1丁目。
土地開発公社の利子補給を減らすために行う。

第一保育園施設費
避難誘導等を修繕、緊急連絡を行うための設備不良を修繕、相談室を保育室に改修(乳児等通園支援事業・こども誰でも通園制度を公立保育園でもできるように進めてきた)。

小学校中学校トイレ
作業自体には問題なし。地方債を活用する。
国の当初予算が1/3となり、不採択となった。

ケアプランデータ連携
10/10で東京都補助。
生産性向上の取り組みなどのアンケートを実施。
経営データなどを活用予定。

とうきょうすくわくプログラム
乳幼児の探究活動を実施。
東京都の補助金を活用。
各園でテーマを設定。消耗品費、備品購入費、各施設150万円。
企業指導型2施設が実施予定。

多様な他者との関わりの機会の創出事業
子ども誰でも通園制度に向けたもの。
保育所、子ども園などに補助。
在宅で子育てをする家庭を支援する。
検討中18施設、補助金の活用は1施設のみ。

がんばれ東村山寄付金
お食事店、クラフト製品、ガラス工芸品などを追加。
あずきのお茶、革製品、日本酒が多い。

義務教育就学時医療費助成
自己負担金撤廃に向けて、7年度中に医療証を発行する。

中小企業等成長支援事業
追加採択を行う。
物価高騰対策として。
13件保留となった。

道路維持補修
雨水排水施設のため。
街路樹手入れ作業:樹木診断B-1判定など倒木の可能性が高いものを伐採していく。81号線鷹の道七中前の桜伐採(西側の2本が対象)、八国山内、久米川駅桜通り剪定
市道路面側溝:道路の補修、順番は答弁できない、233号線1久米川辻交差点、3・4・27号線自転車通行帯

河川維持補修
緊急対応を実施。
北山小の前、一本切る。

防犯カメラ設置工事
久米川駅南口に設置予定。
7年中に防犯カメラ一台。
指導が行えるようになる。
東村山駅東口にも設置したが、非常に効果があった。

デジタルを活用したこれからの学び推進地区
自分で課題を設定し、振り返り責任を持って行動していく力を育成する。
東京都教育委員会の事業。
一中を実践校とする。1年生技術、2年生社会、3年生英語で実施。
ギガスクールリーダーが集まって各校に持って帰る。

地域の安全確保に向けた防犯設備区市町村補助金
モニター、防犯カメラなどを対象。

都市計画整備事業(東京都へ売却)
3・4・5号線:恩多町3-17-36、5160万円
3・4・11号線:久米川町1-47-21、1340万円

秋津ゲートボール場(スポーツの森)
3C補助金を使って対応。
雨水後に活用できるバンカードレーンを設置、防球ネットを上げる、見守りルーターを設置。
先行して流用で予算処置、7月に前半二つは完了している。

質疑したこと
公共施設整備基金積立金、公共施設等再生基金積立金
この二つはどちらも公共施設のために使うということで、対象は一緒ですが、一方が整備するために使うもの、一方が再生するために使うものということで少しわかりづらくなっています。答弁の中でもこれまでも併用してきたということもありました。であるならば、これから公共施設を新設するというのは考えづらく、再生・再編の時代になっていくので、一緒にしてしまい、事務コストを抑えるべきということをお伝えしました。

多様な他者との関わりの機会の創出事業費
いわゆる子ども誰でも通園制度といい、保育園に通ってない子どもも保育園に行ける制度です。預け時間について質疑をし、要望として、トワイライトステイもやってほしいということを伝えました。トワイライトステイとは、夜間預かりのことで、23区や多摩地域でもやっている自治体もあります。今回、育休をして子育てをして思ったことは昼間も確かに預けたいけど、夜も預けたいということです。育休で感じたこと、子育てで感じたことをこれからも率直に議会に届けて行きます。

→可決

議案第40号 令和7年度東京都東村山市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)

基金残高:2.3億円
現時点(10月3日)782円
償還金7303万円、1.8億円になる。
国保還付金:8月末22%増、保険給付費:現時点ではわからない、特定健康診査負担金償還金:審査中のためわからない。
6年度比歳入5400万円減、2億円歳出減。

→可決

議案第41号 令和7年度東京都東村山市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)

可決。

議案第42号 令和7年度東京都東村山市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)

基金は今後増え続けていく保険料に使っていきたい。

可決。

議員提出議案第2号 東村山市議会基本条例の一部を改正する条例

公明党から動議。

一括議題となり、議会運営委員会による協議会で最初にどっちをやるのかを話し合い、

残り時間:公明党6.3分、自民党10.33分、共産党1.29分、草の根4.44分、立憲1.55分、佐藤1.11分、白石3.10分、鈴木8.0分、わたなべ0.14分、かくたかづほ3.57分。

それぞれ1分足す。

公明党7.3分、自民党11.33分、共産党2.29分、草の根5.44分、立憲2.55分、佐藤2.11分、白石4.10分、鈴木9.0分、わたなべ1.14分、かくたかづほ4.57分。

議員提出議案第3号 東村山市議会基本条例の一部を改正する条例

4条に「会派に属さない議員は、会派に準じて呼称を用いることができる。」を追加。

質疑の中で、議論が進まなかった場合にはどうなるのかという質疑をしました。実際、今回も同じように議会運営委員会で議論をされてきましたが、何度か進むかに見えましたが、全く進まなかったです。私としては質疑や討論の中でも何度も伝えましたが、運用で決められるものであれば、運用でやりたいという考えでしたが、委員会の中ではまとまらなかったので、議員提出議案第2号を出す形となりました。

追加する文章の中に「準じて」という文言がありますが、ここはどのように判断するのかということを質疑したところ、それは委員会等で話して進めていくということでした。私としては上記の通り、話し合いで進まなかったからこういった形になっているわけで、今回仮に公明党案である議員提出議案第3号を可決したところで、また反対され進まなかったら、全く意味がないと率直に感じました。

そのため、下記のように反対討論をしました。

本議案に反対の立場から討論します。

私、日本維新の会のかくたかづほは当選してから、名乗れるようにしたいと2年間以上訴えてきました。議長への申し入れ書や、様々な会派にお伝えもしてきました。

今回の出発点は、何よりも市民に対して正確な情報が伝わっていない、このこと一点につきます。我々、市議会議員は市民からの信託を得て、当選し、議会に臨んでいるはずです。その市民が議会のホームページや市議会だよりを見た際に、「何も表記がない」というのを目の当たりにし、私に直接の連絡が多数ありました。個人であるかくたかづほを応援し、投票した方もいらっしゃる一方で、日本維新の会を応援し、投票した方もいらっしゃいます。政党に所属している方であれば、少なからず同じようなことが言えます。2年以上何度も言われてきました。

なぜ2年間放置してきたのか、なぜ前半2年の議会基本条例の検証の際に一度決まったのにも関わらず、進まなかったのか、私としてはこの案は全くダメで反対するということではありません。ですが、タイミングが悪かった、タイミングが遅すぎたと考えています。運用面で対応できるなら、議論で進むのであれば、私は反対しませんでした。ただ、2号3号の議論の中で「維新の党」と複数の議員が言ってることが、呼称について、会派に属さない議員について、気に留めてないことの証明である率直に感じました。
私は、少数の扱いについて云々とは言いません。何よりも市民の方に向けて正確な情報を伝えたい。その一心で本議案には反対します。

討論でも言った通り、何よりも問題なのは、市民の方へ正確な情報が伝わっていないということです。これを変えたいという一心で前議長への申入書や自民党公明党会派代表にも度々話しきてきました。

もう少し早ければ条例改正まではしなくて済んだのにと思いつつも、今回は最終手段でもあると思い、議員提出議案第2号を可決しました。

まとめ

最終日9時30分から始まりましたが、終わったのは9時過ぎでした。

育休明け初の議会、しかも最終日、さらには重い議会ということで、初日から疲れましたが、やり切った感はいつにも増してありました。

これまでずっと訴えてきたことがようやく実現します。
私は何度も言っている通り、一人を会派として認める認めないという問題よりも、市民の方に正確な情報が伝わっていないことがよっぽど問題であるということをずっと訴えてきました。それが今回叶い、本当によかったなと思います。

これからも是々非々で、良いものは良い、悪いものは悪いと生活者の目線、市民の目線を忘れずに議会活動に励んでいきます。

今日はこんなところで。それでは。

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