こんばんは。
東村山市議会議員のかくたかづほです。
昨日は一日様々なイベントに出席し、本日は1日12月議会に向けて、議案の準備をしておりました。
さて。
先週金曜日24日に提出した一般質問通告書について、ブログで意図や目的をお伝えしていきます。
また、動画ではより詳しくお話もしていますので、ぜひご覧ください。
選ばれるまち東村山へ。マーケティングを駆使し、さらなる発展へ。
現在、東村山市では、X(旧ツイッター)、フェイスブック、インスタグラム、ラインをはじめとするSNSや市報、ホームページでのプレスリリース、市長の定例会見など様々な方法でPRを行なっています。
発信することは非常に大切なことで、日々たくさんの情報量を発信していることはやっていない街もある中で素晴らしいことだと思います。一方で、人口減少トレンドの現代において、どのように市を魅せていくのかということは非常に大切な課題です。
全体的な戦略を持って、広報活動を担っていく。そういった部署を一本化してもいいのではないかと考えています。現在、東村山市ではシティセールス課と秘書広報課がメインで行なっており、その他各部署のSNSは各部署で担っています。
例えば、千葉県流山市などはマーケティング課を設置しました。
当選当初から言っておりますが、自治体も選ばれるためには生き残っていくためにはセンターピンを明確にどこにするのかを決め、それをどう見せていくかのマーケティングが必須です。東村山市はまだまだ見えきれていません。
例えばSDGsなどの話をよくしますが、それをセンターピンにするのであれば、もっと広報の仕方を全体的に変えていく必要がありますし、「子育てするなら東村山」や「たのしむらやま」を前面に出していくならさらに違った方法になります。
たくさんの標語がありすぎて、まとまっていなく、明確なターゲットが描けていないと考えています。だからこそマーケティング課を設置し、戦略的に東村山をもっとアピールしていく必要があります。
徹底した行財政改革のために。事務事業評価シート公開について。
自治体では決算の時に様々な手法を用いて、前年度がどうだったのかを明らかにしています。東村山市でも決算書をはじめとして様々な書類を作成いただき、それを基に行なっております。
一方で他の自治体にはあるのにないものもあります。
それが「事務事業評価シート」です。
事業評価シートや内部評価シートなど呼び方は様々なあります。これは何かというと、自治体で行なっている事業が1年通してどうだったのか、これまでの蓄積でどうだったのか、どれくらいの費用を使ったのか、どれくらいの時間を使ったのか、どれくらいの人数を使ったのか、その効果はどうであったのかなどを詳細に記載しているシートになります。
これを基に決算でその事業の意義はあったのかどうかを審議している自治体が多いです。東京都でも進んでおり、ほとんどの自治体が行なっています。東村山市では、近年まで目標管理シートというものを公開していましたが、似て非なるものでした。客観性にかけ、数字も提示していない。小学生の振り返りのようなものでした。
それを刷新しようと、内部評価シートを作ることを決定したのですが、なかなか公開されません。作るという試み自体は非常に評価すべきだと私も思いますが、その肝心なもの自体が出てこないので、評価しようがありません。
また、先日も勉強会に参加しましたが、第三者機関を設置し、より公正な仕組みを作ることを提言します。さらに民間では確定申告をはじめとして12月に締められたものは翌年3月末までに申告しなければなりません。これは行政もしっかりと行うべきだと考えており、つまり3月に年度が締められた場合には6月には公開をすべきだと考えております。こちらも併せて提言していきます。
落書きを武器に。高架化でさらに生じる課題を強みに変える。
ご存知の通り、東村山駅では駅の高架化工事が進んでおり、先日工期の延長も決定しました。遅れること自体は非常に残念ですが、様々なことを検討する時間ができたと前向きに捉えるしかありません。
その検討事項の一つが落書き問題だと思います。
現在、東村山市内ではすでに高架化している西武国分寺線や多摩湖線などの高架下に落書きが目立っている箇所もあり、この問題は東村山駅が高架化した後も必ずと言っていいほど出てくる可能性が高いです。であれば、今ある高架事例を活用し、未来に備えることが大切です。
この一般質問に取り上げる前に所管に落書きについて話に行きましたが、特に明確な決まりはないとの回答でした。また子どもたちに絵を描いてもらい地域愛を醸成する方法や、民間に広告として活用してもらう方法なども提案しましたが、取り合ってもらえず、今回一般質問に取り上げることにしました。
実はこの質問を考えた背景に、市民の方からの相談がありました。
「高架下の落書きがひどいんだけど、子どもたちに描いてもらえたりしないかなー」と相談をいただき、一生懸命考え、東村山駅にも同じようなことが起きる可能性が高いため、今回取り上げることにしました。
高架下は大切な財産です。
であれば今から同じような事例をうまく活用し、東村山を盛り上げていくことに舵を切るべきです。
まとめ
今回は、市全体のことと個別具体的なことを質問として取り上げることにしました。引き続き「もったいないのないまちへ」すべく様々な角度から行なっていきます。
今日はこんなところで。それでは。