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【初】6月議会前半戦終了。

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こんばんは。
東村山市議会議員のかくたかづほです。

昨日今日で、議案審議、委員選出、代表質問が終わりました。残すところは、一般質問、委員会、本会議なので、1/3が終わりました。
初めての定例会ということで、流れがようやく掴めてきたところからというところですが、この2日間についてまとめていきたいと思います。

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議案審議

議案審議とは、条例改正や補正予算など、変更が生じる場合に議会にかけられ、様々な議員が質疑をし、本当にそれは必要なのか、そして妥当なのかを見極めていくことになります。今回は2つありました。

前川公園売買について

野口町にあるシチズングラウンドを市が買い、市営の野球場・テニスコート、公園を設置し、地下には前川氾濫時に貯水ができる地下空間を作ることを目的としています。
今回は市と公社でおおよそ半分ずつ購入し、公社購入分を市が少しずつ買い戻すというものです。公社というのは、土地購入というのは多額なため、公社が市に代わって一度購入するための組織です。
質疑の中で明らかになったのは、公社から市が買い戻し完了しない限り、地下に貯水池を作れないということ、そして、その買い戻しが早くても令和12年までかかるということです。つまり、購入してもすぐには使えず、少なくとも7年、工事が必要なので、おそらく10年ほどかかります。
もちろん野球場やテニスコートは使えますが、防災の面を考えても、なんだかなという気持ちでいっぱいです。私自身、前川沿いで育ったこともあり、どれくらい洪水の被害が凄いのか身をもって知っています。8年ほど前にも氾濫し、実家も床上浸水しました。
シチズングラウンドを購入することには大賛成なので、できるだけ早く進めてほしいと思います。

補正予算について

この補正予算には大きく4つありました。

・生活困窮世帯への臨時給付金
・保育園幼稚園バスに安全装置設置
・デジタル地域通貨
・小中学校の遊具点検

特に質疑が殺到したのは、バスに設置する安全装置とデジタル地域通貨です。
その予算金額が正しいのかどうかについて質疑がたくさんありました。私としては、バスに設置する安全装置は早急に対応してほしい、デジタル地域通貨については効果が最大限になるようにしてほしいとの要望を伝えました。

2日目代表質問

代表質問は私自身が発言する出番はなく、ひたすらに先輩議員である各会派の議員の方々の話を聞いている形でした。
初めて知ることも多く、非常に勉強になったというのが率直な感想です。

特に気になったのは、下記のふたつです。
・富士見小学校、南台小学校、東村山第一中学校が統廃合の可能性があるということ
・東村山駅〜新秋津駅間に直通バスを民間が走らせるということ

1つ目に関しては、やはり日本全体のトレンドとして少子高齢化は避けて通れません。それは東村山市も同様です。他の地域に比べると確かにそのスピードは遅いかもしれませんが、近い将来に確実に来ます。そうなった場合に、学校の統廃合という課題があり、今回初めて名指しで学校名が出てきました。
市長の答弁によると、「クラス替えが出来るクラス数の確保」が大事であり、それをもとに算出すると現在22校ある小中学校を14校にすることが望ましいとのことでした。特に富士見町付近が著しく、1番初めに対応が必要になってくる可能性が高いとのことです。
今後間違いなく起こる過大なので、適切に対応していきたいと心から感じました。

2つ目は、東村山駅〜新秋津駅にかけて民間がバスを通すということです。
市内、東村山駅・久米川駅エリアと新秋津駅・秋津駅エリアは路線が違うという関係もあり、どうしても隔たりがあります。単純に乗り換えもしづらく、私も様々な市民の方からご意見を頂いておりました。
ですので、これに関してはしっかりと迅速に進めてほしいと考えています。ですが、一方で不穏な空気もあるので、適切に対処しなければならないと感じています。

また、市長方針演説で行財政改革について、市長が何度も話していました。日本維新の会としても、東村山市としても、財政健全化は近々の大切な課題です。
私も切り込めるようにしっかりと勉強や準備をしていきます。

それでは。

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