こんばんは。
東村山市議会議員のかくたかづほです。
少し遅くなってしまいましたが、先週の木曜日23日には、臨時の議会がありました。昨年度もあり、選挙後だったので、議長や委員会、その他組織の役割を決めることがメインでしたが、今回は異なるものでした。昨年度(令和5年度)の臨時議会について詳しくはこちらをご覧ください。
冒頭、始まる前に市長から挨拶があり、60周年記念式典のこと、菖蒲まつりについてお知らせがありました。先日26日(日)に60周年記念式典があり、東京都知事の小池百合子氏をはじめてとして、周辺地域の市長、東村山しあわせ観光大使の竹下景子さんなど、市にゆかりのある方も多く参列をしていました。当日は午前中、様々な方の挨拶があり、午後はSDGsアイデアコンテストの表彰式もありました。
実は私も応募しましたが、見事に一次審査も通らなかったです。とほほ。
引き続き、事業面でもアップデートを図っていきたいと考えていますので、チャレンジは続けます。
話は逸れましたが、報告が3件、議案が1件でした。
報告とは、専決処分と言って、市長が議会を通さずに決めることができる制度があり、それをした場合に終わった後、議会にその是非を図るというものです。なので、賛成・反対ではなく、正確には承認・非承認となるそうです。これもまたはじめて知りました。
報告第1号 専決処分事項（東村山市税条例の一部を改正する条例）の報告
例によって、メモのようですが、概要も含めてまとめていきます。
国より3月30日に公布され、4月1日に改正されたため、専決処分となった。
被災地等での書類申請を割愛とした。
大規模災害を想定してのもの。被害が一見して明らかな場合。
罹災証明証の確認により、決定する。
特定非常災害に規定されたもののみ。
バイオマス特例率を設定。東村山にはない。
都市計画税も延長。
減税対象人数：7万4537人
認定長期優良住宅：市内件数はわからない。
R5年度は、適応数808戸。中古適応数R元年143、R2 204、R3 164、R4 164、R5 124戸。
まとめ
今回のこの改正で一番大きいのは、定額減税かと思います。
ほとんどの方が対象で、住民税1万円、所得税3万円が一律減税されます。家族構成などによって変わるので、正直自治体への負担が大きいというのがニュースでも言われています。
私も質疑し、「給付金と減税どちらの方が大変なのか」ということを聞きましたが、「減税の場合は通常の業務に追加して行うため、コロナの時の給付と違って新しくチームを作ることがないので、その点では減税の方が大変さは少ない」との答弁でした。市議会で減税を進めている唯一の議員としては、良い回答をもらったなという感想です。
この減税を一回限りではなく、幅広く恒久的に行えるように引き続き頑張っていきます。
報告第2号 専決処分事項（東村山市介護保険条例の一部を改正する条例）の報告
地域のつながりを強化する。
本人の事情も踏まえて、地域との関わりを維持するもの。これまでの日常生活の維持を行うもの。
総合事業のサービスAを使っていた人は、要望によって続いて利用できることになった。
R3 198人、R4 263人、R5 255人
指定基準型サービス：市内事業者5事業者、近隣市小平34、東久留米17
3事業所と協議を進めている。
ケアマネ185人
要支援2984人 要介護5606人
サービスAの利用者数21人、増加見込み60人（市内事業者利用者はゼロ）
対応人数：5事業者89人（兼務あり）
会計への影響
一般会計からの特別会計繰出金が減となる見込み
報告第3号 専決処分事項（東村山市国民健康保険税条例の一部を改正する条例）
1.5％を上限として、そこに合わせて引き上げるようにしている。
医療分、介護分とのばらつきが出てくるため。後期高齢者分は上限を超えてしまうので、引き上げる。
世帯数：296世帯⇨250世帯になる
市の一般会計からの繰入も増える。
答申内容に合わせるためには、専決処分をするというのがよかった。
公布されてから議会に諮った。
限度額になる世帯：1.21％
議案第23号 東村山市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例
5月27日に施行予定のため、臨時会を実施。
マイナンバーの利用が認められている事業が拡大、情報連携事務が増え、より円滑に行えるようになる。生活保護法にかかる箇所の文言修正。
一件のみの意見があった。
まとめ
東村山は通年議会を採用していないため、臨時議会という表現をしています。
毎年3の倍数月に議会があり、3月6月9月12月に議会があります。通年議会とそうではない場合とのメリットデメリットは後日まとめたいと思いますが、とにかく市民の皆さんに支障をきたすことなく、しっかりと生活を変えていくことができる形を引き続き目指していくことが大切だと考えています。
今日はこんなところで。それでは。
