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【3月議会生活文教委員会】図書館の館長や運動公園プール

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こんばんは。
東村山市議会議員のかくたかづほです。

本日は生活文教委員会でした。

議案が3件と陳情が2件あり、私が体験した委員会では一番おもための日でした。
そのため、いつもだいたい午前中で終わるところ、3時くらいまでかかり、ご飯が食べれずという感じになりました。

また、今日はなかなか経験できないことが二つあったので、こちらもブログにまとめていきます。

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議案第1号 東村山市体育施設条例の一部を改正する条例

条例のタイトルと条文内の「体育」を「スポーツ」に改め、運動公園プールが廃止となるため、その項目を削除するための改正です。

運動公園プールは私も小さい時に夏に連れて行かれましたが、市民にとって思い出深い方も多いかと思います。ですが、ピーク時で10万人の来場があったものの、直近ではコロナの影響もあり1万人を切る状態になってしまっていること、また、年間1700万円ほどの維持費がかかることがあり、今回廃止という結論に至りました。

私としては時代によって娯楽や市民のニーズは多様化しているので、その時代に合わせてプールを廃止した後も、例えばキャンプ場やバーベキュー場、BMXやスケボーパークなどを作り、他市に負けないような場所にしてほしいということをお伝えしました。

私が子供だった時よりも娯楽は多様化しています。
ゲームでさえ珍しかったのに、今ではYouTubeやゲーム、TikTokなど様々な娯楽が溢れています。その状況において、利用者数が減ることは不思議なことではありません。一方で気になることもあります。運動公園といえば、記憶に新しいSLの問題があります。杜撰な管理によって、なくなく廃車となってしまったD51。最初はしっかりと後世にも受け継ぐとされながらも、管理がしっかりとできず、撤去されてしまいました。そういった経験もあるので、このプールの跡地はしっかりと活用してほしいと心から願っています。

いつも言っておりますが、せっかく大きな土地が空くので、他市に負けない独自性を出してほしいということをお伝えしました。

議案第2号 東村山市市民農園条例の一部を改正する条例

市民農園の一部を所有者に返還するので、住所を変更するための改正です。

現在、市民農園は市がやっているものと民間がやっているものがあります。価格は市がやっているものが年間18,000円、民間がやっているものが年間12,000〜20,000円です。この二つには決定的な違いがあります。市がやっている方がほとんどがトイレがついており、農機具も貸してくれますが、民間のやっているものはそうではありません。

だから、民間がやっているものより、市がやっているものの方がニーズが高く、民業を圧迫している状況にあります。私としては民間の競争原理をしっかりと働かせ、民間でできることは民間でやっていくべきだと考えていますので、今回の土地返還と合わせて、縮小をしてほしいという話をしました。

議案第7号 東村山市立図書館設置条例の一部を改正する条例

今日はここが一番揉めました。

図書館長の職に現在就けるのは、市役所の職員かつ図書館司書を持っている方のみです。そのため、近い将来人員不足となってしまう可能性が高く、それを防ぐために「図書館の機能を達成するのに十分な資質を有している者」を追加する改正です。

私の意見としては、民間からも積極的に人材を登用してほしいということを伝えました。小学校の校長先生などでも民間の方が入った結果、これまでにはなかった変化が生まれるようになったという事例はたくさんあります。やる気のある民間人に入ってもらい、これまでの発想ではできなかった図書館作りをしてほしいとそのように考えています。

一方で、館長になれる人の幅を広げるということを反対する方もいました。
それは基準が明確ではないからです。私が今回の改正で一番危惧していることはハズレポストとなってしまうのではないかということです。これまでは司書を持っていないとなれなかったので、それなりに担保されていたと思いますが、誰でもなれるということになってしまうと、やる気のない方がなってしまい、その結果、図書館がつまらなくなってしまい、市民の方が利用しなくなるという可能性があります。これだけはなんとしても避けなければなりません。だからこそもっと門戸を広げ、民間人でもOKとした方がいいと私は考えています。

6陳情第3号 日本政府に対し、『ガザでの虐殺行為をやめ、即時の停戦に応じること』をイスラエル政府に要求するよう求める陳情

6陳情第4号 ガザ地区におけるイスラエルの攻撃中止と即時停戦に向けた日本政府の最大限の外交努力を求める意見書を東村山市議会から日本政府へ提出することを求める陳情

陳情の趣旨が似ているものが出てきたので、一括議題となりました。

3号はイスラエル政府に直接働きかけるもの、4号は日本政府に外交努力をするように働きかけるものなので、対象が微妙に異なっています。また、3号の方が少し内容が過激であり、偏っているところもあります。この2点が論点となり、非常に白熱した議論となりました。

陳情は議案とは異なり、制限時間や発言の順番などのルールはありません。だから自由に話せるということもあります。

私は3号の内容に関しては少し疑問が残るところがあり、4号に関しては賛成をする予定でした。しかし、根底で平和を願っているという面は変わらないので、不採択を取るというのも違うかなと思っておりました。

そこで珍しいことが起きました。次の章に譲ります。

珍しいこと

今回起きた珍しいことは2つありました。

一つ目は陳情審査を未了とし、委員会として議案を作り、最終日に提出することです。
陳情の根底は理解するけど、内容は微妙という委員も多く、それを解決する最適な案として、陳情2件を審査未了とし、委員会で新しく同趣旨のものを作るという案です。

議員を長くやってる方もあまり遭遇したことないことらしく、制度や進め方について確認をしました。

そして、珍しいこと2つ目は委員外議員のしつぎです。
委員外議員とは文字通り、委員では無い議員のことを指します。委員長に申し出て、委員全員が認めた場合に3分だけ質疑する時間を取ることができる制度です。

これも初めて見ました。
実は当選した手の議員研修会でもお話があった気がしますが、実際に制度として使ってるのは初めて見ました。使えることと使い方については分かったので、今後気になることなどがある場合には積極的に使っていきたいと思います。

行政報告

担当所管からの報告がありました。雑多にまとめておきます。

そらいち:3月10日現実的に活動できる規模を確認すること。中央公園で実施予定。まちづくりのプレイスメイキングなどを行う。日常的に活動している状態にする。地域で活動する人材の活動の広がりを見る。今日納品。

編集室:更新を希望している人が複数いる。
活動の周知も図っている。シティプロモーションの手作りマップで見どころを紹介なども。商工会のむらのわなどでも発信している。地域内外の資源のコンテンツをデジタルで発信していく。

窓口の開設時期を変更:マイナンバーも変更。恩多ふれあいセンター。4月1日火曜午前・金曜日午後、多摩湖ふれあいセンター火曜午前・金曜日午後、サンパルネの時間を伸ばす。
3月1日戸籍広域交付:国のシステムで、サーバーがパンク。昨日から国が改善する連絡はきたが、計画は見えていない。

見守りサービス:青葉小・久米川小で進む。
補助金10/10で実施校拡充。新入生説明会で説明済み。

特別支援教育推進計画:令和5年度で計画が終わるので、新しいものを策定していた。最終的な取りまとめをしている。入居志望者が増えたので、南台小学校1校、5中に1校追加。7年度は工事。8年度4月から使える。

公民館:アバンティと事業連結協定。

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