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【5日目】決算特別委員会最終日。

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こんばんは。
東村山市議会議員のかくたかづほです。

先週の木曜日は、決算特別委員会最終日でした。

その後、事業や最終日議案質疑通告書提出ということもあり、なかなか最後まとめを更新できず、申し訳ありませんでした。ようやく本日最終通告も終わり、まとめを書いております。

それでは早速、諸々まとめていきます。

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東京都東村山市国民健康保険事業特別会計

総括

平成30年から東京都と東村山市で運営している。
保険税の改定。歳入歳出ともに増。歳入1億円の増。

予防事業が良好だったため、都支出金が減。
繰入金:一般会計からの繰入は増。基金繰入も増。
積立額を明瞭にするために、繰越金としてR4から記載。
被保険者証の一斉更新がないため、歳出減。

保険税の改定。基金への積立額を明らかにするため、明記したこと。
給付費は減となっているが、一人当たりの医療費は増加傾向が引き続き。

決算剰余金:国民健康保険基金に返納してきたが、今回より予算計上することになった。
滞納繰越分:困難な案件が増えた。

キャッシュレス決済。クレカ納付。581件1323万円の納付。スマホ決済6185件があった。

コロナの影響で給付金は国だったが、R4は東京都からとなった。

がん検診受診率の増。発生予防の取り組みが認められた。

基盤安定負担金:被保険者数の増加

糖尿病重症化予防費用:年間500万円かかる。透析移行者はゼロ。11人参加。5年間はフォローアップを行う。

重複頻回指導:23人で18万4437円の削減。
ジェネリック医薬品の活用:47万円の削減。

特定健康診査:受診率45.8%
コロナ明けでかなりの混雑があった。

高額療養費:21138世帯中2851世帯が受けた。最高額:1ヶ月で65万円。

国保軽減:7割7049人 5割2579人 2割2277人 未就学児585人 非勤労者297人 51.63%
財源:法定軽減保険税軽減分3/4都1/4市、未就学児1/2都1/2市、非勤労者東京都

国保一人当たり
H30 29.8万円 R1 30.8万円 R2 30.7万円 R3 32.1万円 R4 32.9万円
→平均年齢50代が上がっている。医療の高度化などが原因で年々上がっている。

財政健全化計画:ー9.6億円、ー9億円、ー5億円、ー6.4億円、ー5億円
納付金が増えている?東京都全体の医療費などを按分。東京都全体でも医療費は上がっている。

市民への負担増になった。
世帯収入:0万円 1.0426万世帯 〜50万円 2984世帯 〜100万円 3306世帯 〜150万円 2470世帯 〜200万円 1672世帯 〜250万円 1130世帯 〜300万円 761世帯 〜350万円 518世帯 〜400万円 324世帯 〜450万円 242世帯 〜500万円 182世帯 〜550万円 135世帯 〜600万円 119世帯 〜650万円 86世帯 〜700万円 73世帯 〜750万円 64世帯 〜800万円 48世帯 〜850万円 62世帯 〜900万円 39世帯 〜950万円 36世帯 〜1000万円 26世帯 1001万円〜 336世帯

年代別:〜18歳 2420人 平均所得5013円 〜39歳 5108人 平均所得108万円 〜64歳 10651人  平均所得185万円 〜74歳 11847人 平均所得147万円

相談件数:H30 3312件 H31 3489件 R1 3650件 R2 3674件 R3 3298件

国保のインセンティブ:健康診査に対して良好、がん検診が良好、重症化予防、レセプト点検、保険者努力支援分など

納付率100%になっても足りない。適正化の取り組みを行なって安定的かつ持続的なものを作っていく。

保険給付費:自己負担分を除いた金額
国民健康保険事業納付金:市町村で分けて、東京都に収めるもの

特定健康診査等事業費:生活習慣病の早期発見、特定健康診査を実施。
H30 対象者2.5万人 受診率49.6% R1 対象者2.5万人 受診率46.8% R2 対象者2.4万人 受診率46.3% R3 対象者2.4万人 受診率46.2% R4 対象者2.4万人 受診率45.8%
多摩26市では17位。

東京都東村山市後期高齢者医療特別会計

総括

保険料は2億円増。保険料改定のため。
広域連合補助金:窓口負担割合のための交付。

未収金補填負担金:見込み額が減ったため減額となった。

普通徴収の割合:H30 7.3億円 75.02% R1 7.3億円 73.82% R2 7.2億円 42.42% R3 7.1億円 41.60% R4 9億円 46.78%

均等割:7割9155人 5割 2024人 2割 2543人 被扶養者78人

健康診断:すぐに受診ができるようにしている。HPへの掲載。東京都広域連合からの連絡もある。

H30 医療保険 16.32億円 繰入金18.81億円 専有率95%
16.74億円 19.57億円 95.4%
17.06億円 19.63億円 95.6%
17.18億円 19.80億円 95.2%
19.32億円 21.02億円 94%

社会保障の改善を行なっていく。

東京都東村山市介護保険事業特別会計

総括

支払基金交付金:1.6%減
給付費の減で減となった。

地域包括ケアシステム
・健康寿命の延伸:フレイルチェック、地域別マッチングイベントなど、行動変容
・ケアマネの質の向上:適正な給付につながった
・認知症対策:全戸配布パンフレット、認知症サポーターの育成など、自分ごととして捉えてもらう
・介護人材確保:31名が介護の資格をゲット、455名がレベルアップ研修を実施

上記のうち、団塊世代により介護保険が圧迫されている。介護予防・人材育成が課題。

滞納繰越分:毎月滞納者データを収納課へ共有。電話での催促もした。

希望としては、認知症への対応が一番多い。夜間の診療なども課題。

フレイルサポーター(7月、10月、3月)などの勉強会を実施。
運営スタッフに参加してもらい、運動機能向上など様々なメリットがあった。

高齢者人口増に伴う対策を行った。

基金増額の理由:総合事業へ利用が移行した。コロナによる自粛反発が少なくなった。

会食サロンをいつでも再開できるように準備してきた。3年ぶりに事業を再開した。新たなフレイルサポーターの育成もしていきたい。

実質収支が10億円となっていた。総合事業へ利用が移行した。
コロナ減免制度で負担軽減ができた。

R4は5件閉鎖した。利用者減は2件。コロナの影響ではないと分析している。

申請から認定までの期間:最短17日最長229日平均40日。最長者は入院中は介護保険使えないため、主治医から意見書が遅かった。

東京都東村山市下水道事業会計利益の処分及び決算

所管はまちづくり部。

事業の実施状況。
都市計画道路に伴う工事は雨水整備事業、空堀川周辺工事などを実施。

6年度以降と言ったが、3年度から第1期エリアの調査はしている。7年度に設計。8年度実行〜13年度まで工事。

コロナから復活し、昼間に使用する人が減ったから利益が減少した。

一般会計からの繰入金13億円:債の償還、減価償却費、流域維持管理経費、水質検査委託料、建設総掛費など

誤検診などによる還付のためのもの

予算時には工事の設計額で算出。決算見込み額がある。

財政健全化を図る必要がある。

雨水管工事が必要なところは空堀川流域などを中心に進めていく。
限られた場所を進めていくのは難しい。

まとめ

最終日は9時30分から始まり、15時30分に終わりました。
間に代表者会議があり、終わりに全員協議会がありました。

ICT化の進捗について

クラウドはプロポーザルで東京インタープレイ株式会社に決定。11月頭から使える。

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タブレットは入札をされなかった。早くて12月後半、1月になってからの納期。
Wi-Fiは10月5日には使えるようになる。

感想

初めての決算特別委員会が終わりました。
数日が経ってしまいましたが、これを毎年やっていると考えると、執行部の皆さんにも頭が上がりません。今回は予算特別委員会を体験せず、決算委員会ということで、本当にわからないことだらけで、ようやくなんとか終えることができたという印象です。まだまだ力不足だなと感じることもあり、もっと勉強していかないとなと感じたところです。

決算委員会を終えて、知らなかったことを知ることができましたし、知っていたことでもさらに深掘りすることができました。まさしく私にとっても決算だったとも言えるかもしれません。
今回終えて率直に感じるのは、東村山市は15万人都市ですが、それでもこれだけの会計が膨大になっていることは本当に健全なのかなと感じました。金額が増えれば増えるほど、助けられる人も増えるかもしれませんが、一方で抜け道なども増えるリスクも高まります。そう考えると、一概にどちらがいいとは言い切れませんが、自治体にはその自治体の特性と大きさに見合った財政状況が存在すると思います。無理して大きくなってしまっているのではないかと感じる瞬間もあります。だからこそ私は、引き続き行財政改革を掲げ、根本からあらゆるお金や事業について見直していきたいなと改めて感じました。長年の流れで残ってしまっているものもあったりするかもしれません。まだまだ全部を見切れているわけではないですが、引き続き見ていき、一般質問や質疑、予算特別委員会、決算特別委員会などで問題提起をし続けようと思います。

それはきっと私に投じていただいた3,675人の方の望んでいることでもあると思います。現代に合った形、制度を作っていくべく、引き続き邁進していきます。

今日はこんなところで。それでは。

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