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【一般質問1日目】気になったことまとめます。

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こんばんは。
東村山市議会議員のかくたかづほです。

本日は、一日議会で一般質問でした。

さて。
一般質問1日目でした。本日と明日、来週と続きますが、出番は最終日のため、聞く専でした。
今回も例外なく、気になったことをまとめていきます。

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熱中症による死亡について

先日、立て続けに東村山市内で、熱中症による死亡してしまうことが起こってしまいました。両方とも高齢者でエアコンを使っていなかったのが原因です。私も市民の方からご意見を頂き、担当所管に「冷房使用のポスターの作成」や「お盆などで実家に帰った際に両親に伝えるように喚起してほしい」とのことをお伝えしました。最近の夏は異常で本当に暑い日が毎日続きます。高齢者であろうが若者であろうが厳しいです。
ケースワーカーや地域の委員が日々、高齢者の方などを回っていますようです。各家庭に対する対策が必要で、プライバシーの問題もあったりする中、市がやることとやれることの限界があるかと思います。少しでも市民全体で地域との関わりを深く持ち、共助を促進していき、日頃から対策を打てるようにしていくべきだと考えます。
前日行われたお祭りのようにコロナによってストップしてしまっていた地域のつながりが復活しつつあります。少しでもそういった機会を大切にし、地域コミュニティを盛り上げると共に、先日のブログでもありましたが、いざという時にしっかりと対応できるまちに、私もしていきたいと感じました。

関東大震災から100年

昨日もブログで書きましたが、9月1日は防災の日で、今年は関東大震災から100年でした。市役所の周りを中心に東村山市と東京都と合同で訓練をしました。

避難所についての質問でした。
いざという時のために、改めて最寄りの避難所の確認、どこに集合するかなどを今一度確認すべきだと思いました。

また、多摩湖町のイエローゾーンの話もあり、地震だけでなく、豪雨や火災など様々な災害があった際にどうしていくかというのは改めて考えていかなければならないと感じます。

東京都立高校のスピーキングテストについて

東京都管轄で東村山市で行うことではないことではありますが、これに関しては私も違和感があります。
海外に2年弱いた身としても、スピーキングテストは非常に大切であり、今後さらに重要度は上がっていくと考えられますが、一方で制度設計には疑問が残るところです。詳しくは日本維新の会唯一の都議会議である松田都議のブログにも書いてあります。

中学校英語スピーキングテストは制度の見直しが必要!!
明日の文教委員会で議論されますが、本日の都議会本会議において、中学校英語スピーキングテストについて、入試に反映しないよう規定する「東京都立高等学校の入学者の選抜方法に関する条例案」を、東京維新の会は東京都議会立憲民主党と共同提案致しました

抜粋しますと、

 文教委員会では陳情審査の際に、「中学校での学習内容から出題し、その成果を測るものであることから、授業で学習したことを習得することで、十分に対応できるものでございます。」と説明もありましたが、実態としては他の筆記試験の教科においても都立高校の入試に向けて学校外の民間教育でフォローを受けている生徒も多く、自主学習が筆記試験等に比べて行いにくいスピーキングテストについては、更に経済格差による教育格差を助長させるのではないかと、懸念を抱いております。また、文教委員会では「都立高校入試への英語スピーキングテストの導入の延期・見直しに関する請願」の扱いが話し合われましたが、継続審査となり都議会としても結論を先送りしたことも共同提案に賛成した理由の一つです。
 東京維新の会としては、スピーキングテストそのものに反対しているのではなく、前述の懸念を払しょくした後、本条例案を廃止する予定です。

格差を助長するものであるということは間違いありません。
是正するためには、補助を行うとなると本末転倒になってしまいます。私の中でこれがベストな解決策だということはまだ出ていないので正直悔しいですが、英検やTOEICなどを活用するのも一つの手かとも考えられます。その受験費用を無償にするというのであれば、ベターかと思います。
この課題については、前向きに新しい制度を作る過程で生まれている課題なので、すぐに止めるということではなく、より良い制度設計に向けて、私も考えていきたいです。

認知症基本法

「共生社会の実現を推進するための認知症基本法」が名称です。
今年の6月に可決された法律です。

地域でしっかりと認知症を理解し、取り組んでいこうという志のもと、進めていく法律です。誰もが認知症になる可能性があり、どうやって対応していくのかは公助もそうですが、共助も必要になると考えられます。また家族にも負担もあり、高齢化社会に直面している日本にとっては本当に課題です。場合によっては、事件などになってしまうこともあり、近々の課題となっています。

東村山市では、まずは市民センター1階にある「ほっとシティ東村山」で相談をしていただくというのが、最初のステップとなっています。認知症への理解を促進し、進めていく。

市公式SNSについて

今、X(旧Twitter)、Facebook、LINE、Youtubeがあり、それぞれフォロワー数増加、登録者が増加しています。9月15日の市報には「SNS特集」として一面に特集が載るようです。

HPのリニューアル来年2月スタート予定になる予定です。簡単に知りたい情報を手に入れられるように進めているようです。

以前から私も言っていますが、行政もそうですし、ビジネスもなんでもそうですが、どれだけ良いサービスがあったとしても知られなければ意味がありません。だからこそ、市にもしっかりとSNSや市報をはじめとしてフル活用していただきたいです。
個人的なお話ですが、「Twitter・LINEに文章とURLだけじゃ誰も見ない!」と呟いたところ、最近改修されたので、その点に関しては満足しています。

空家対策特別措置法

法改正がされ、最悪の場合には増税や解体を行政が行えるようになりました。
今回の一般質問では特に、特定空家と呼ばれる誰も本当に使っていない空き家をどう対応していくのかという話でした。

私としても、東村山市でさらに空き家や空きテナントの把握をしっかりとしていき、民間が使いやすいような仕組みを作っていくことが必ず必要であると考えています。フル活用していくことで、さらに楽しい店が増えていくと考えられ、もっともっと活力のあるまちにしていきます。

北見市の「書かないワンストップ窓口」

北海道北見市では「書かないワンストップ窓口」をやっています。
詳しくは下記の記事に譲りますが、文字通り書かない窓口をやりつつ、RPAを導入しさらに効率化し、より良い活用をしています。

https://winactor.com/case/winactoruse/kitami-city

窓口職員が来庁者の同意を得た上で、システムを操作しながら、来庁者と一緒に手続きの受付を進めていきます。本人が記入しなければならなかった氏名や住所などは、市が保有する住民情報を活用して印字される仕組みになっているので、市民は内容を確認してサインするだけで申請書を完成させることができます。サイン以外は基本的に「書かない」ですむわけです。

お隣の東久留米市役所も導入しているということで、東村山市もサクサクと進めていただきたいと思います。一方で東村山市は「来なくていい窓口」を目指しています。コンビニなどで証明書を発行できるようになっています。市としては、この点も踏まえつつ、窓口対応を変えていくようです。「ぴったりサービス」という国が進めているマイナンバーカードを利用したサービスもあります。それをうまく活用しつつ、被らないように進めなければならないという状況もあり、足踏みをしてしまうということもありそうです。

ぴったりサービスについて | ぴったりサービス

ショッピングリハビリ

買い物をすることで、リハビリになるというものです。
近年では新しいリハビリ方法が進んでおり、私が注目しているのは「カジノリハビリ」です。

算数をしたり、それで買った分で買い物ができたりする。その中でドーパミンが出たり、計算能力を復活したり様々な効果があると言われています。

まるでカジノ?“型破り介護施設” 認知症専門医も注目「非薬物療法として意味ある」
今、各地にその数を増やしている介護施設「ラスベガス」。その名の通り、ラスベガスのカジノをイメージした施設内では、麻雀やブラックジャックに興じる高齢者たちがいました。認知症の専門医も、その効果に注目する“型破りな介護施設”は、新たな高齢者福祉...

ショッピングリハビリにせよ、このカジノリハビリにせよ一石なん鳥にもなるというメリットがあります。私としては、これは行政がやることではなく、民間に任せた方がいいと考えます。その方が新しいアイデアが出て、すぐに活用することができるので、民間で新たなサービスが生まれるように、邪魔をしないというのが市のやる仕事だと考えています。

以上、一般質問1日目気になったところでした。
17時55分に終わりました。

今日はこんなところで。それでは。

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