こんばんは。
東村山市議会議員のかくたかづほです。
本日は、タイトル通り初めての議会、臨時議会でした。
臨時議会とは、本議会の前に人事などを決めるために行うものです。市長が1週間前に告示して、参集します。
正直形式的なものが多く、”紙が配られ選挙をする”のひたすら連続です。ちなみにこの人事については代表者会議で先に会議して決まっています。ですので、本当に形式的なものです。
代表者会議についてはこちらに詳しくは書いてあります。
3人以上の会派、もしくは3人以上の交渉団体で行われています。今回の東村山市議会の場合、自民党・公明党・共産党・東村山の明日を考える会の4組の代表者4人で決められています。非公開で行われています。
つまり、それ以外に属していない議員には情報が落ちてこないということになります。実際のところ、私もどこにも属していないですが、様々な会派の方から情報を頂いておりました。
それであるならなおさら、公開してもいいのではないかと感じてしまいます。一般公開までは難しいにしても、議員が傍聴できるようにするのが、少なくとも”開かれた議会”というものだと、私は考えます。
ある会派の代表の方に「一部でもいいのでオブサーバーとして参加したい」と伝えてあるので、どれくらい進展があるのが待ちつつ、都度ブログやSNS等で公開していきたいと思います。
また、本日行った議長選挙・副議長選挙は初めてでしたが、なんだか”人狼”みたいだなと感じました。
25人しかいないので、誰が誰に入れたのかすぐわかります。もちろん事前に代表者会議で話しているからというものありますが、騙し合いみたいな雰囲気も感じました。
今回は、珍しいことがありました。
「昭和病院企業団議会議員選挙」は2名選出するのですが、一人目はすんなりと決まり、なんと二人目が同数。滅多にないことのようですが、くじ引きとなりました。くじは2回引きます。1回目はくじを引く順番を決めるくじ引き、そして2回目が本番です。1回目のくじには数字が書いてあって、2回目のくじには「当」と書いてあるそうです。
そのほかにもさまざまなことがありました。
私も含め新人議員が3人いるのですが、事前の議員研修では正確な質疑方法まではレクチャーがありませんでした。そのためか私も含め、他のお二人も議長に注意されたり、担当部長が正確に答えられなかったりしていた場面がありました。
この点は会派に所属している場合には、その先輩議員からしっかりと教えてもらうというのが本来的には望ましいのかなと感じました。一方で会派に属していない議員もいるので、やはり一律でレクチャーがあってもいいのではないかなとも感じました。
それぞれの委員会や選挙結果については、後日東村山市のサイトなどにも載るので、私は初の議会で感じたことをまとめていきます。
今回の臨時議会は、報告が3件、議案が1件ありました。
それぞれに対して質問することができ、私も最初の一つ以外は全てしました。1週間ほどまでに事前通告書というものを提出し、何を質問するかあらかじめ伝えてありました。
しかし、会派の人数が多い順に質疑の順番が回ってきて、かつ、会派に属さない議員は期数順、年齢順で決まっていたので、私は毎回一番最後でした。なんとか質問したいことも残っており、今回は全て質問することができましたが、なかなかこの制度もいかがなものかなと感じました。最初こそやり方や作法を知るために、後半の方がいいなと感じましたが、本来的に言えば初めての議員なので、質問できることが限られている可能性が高いです。ですので、先に質疑できればよりスムーズにいくのではないかなとも感じました。
9時30分から始まった臨時議会は20時に終わり、長時間に渡りました。
流石に疲れましたが、何が疲れたかというと2つです。
一つ目は、気疲れ。
初めてのことで、厳かな空気も流れている中に長時間いることによる疲労。それと初めての場所での初めての経験の数々。
二つ目は、じっとしている疲れ。
10時間近くあった議会の中で話せるのはほんの15分とかでした。それ以外は基本的にじっとして椅子に座っている。そんな状況で疲れないわけがないなと感じてしまいました。中には目を瞑っている方もいましたが、気持ちは痛いほどわかります。これは眠くなるし、退屈です。
何かいい方法はないかなと心から感じました。
そして極め付けは、写真撮影です。
市議会のHPや議会便りで使う写真の撮影ですが、最初にやればいいのにと感じました。20時まで会議やって私を筆頭にみんな疲れた顔をしている写真を撮るのはなんだかなと感じてしまいました。次は広報公聴委員会が決まった後サクッと撮るのが一番いいかなと感じました。提案してみます。
本日で、私は、「生活文教委員会」と「広報公聴委員会」に属することとなりました。こちらについてはまた後日詳しく書いていきたいと思います。
今日はこんなところで。それでは。