こんばんは。
東村山市議会議員のかくたかづほです。
本日は一日決算特別委員会でした。
椅子に座り続け、たまーに質疑するのにはまだまだ慣れそうにはありません。
何だか秋を急に感じるようになった中での9月議会決算特別委員会ですが、二日目が無事終わり、「議会費・総務費」と「民生費」の途中まで終わりました。噂によると明日の午前中に民生費まで終わるようです。明日はそれと「衛生費」が終わる予定のようです。
決算特別委員会の仕組みなどは昨日書いた初日の振り返り記事をご覧ください。
それではまた箇条書きでまとめていきます。
総務費
要点まとめ
総務費は多岐にわたります。
一般的にどこの項目にも入らないものが総務として計上されます。今回もまた箇条書きでまとめていきます。
日本語対応について
タブレット使用がまだまだ低い。
5中だけデートDV講習を全学年でやった。オンラインでやったからできた
各学校にやるかどうかは校長先生に任せている
情報化推進事業
仮想化、システムオンライン化した→サーバー賃借料、災害対策ができた
紙ありきではなく、システムを活用した方法に変更。書庫整理など整理負担も減った
デジタルワークプレイス
スポセン・秋水園も追加、さらに拡大、ペーパーレス化が進んだ。紙印刷・事務負担軽減した。デスクトップやパソコンを配布していない部署は課題
マイナンバー
フィットアンドギャップ分析
自治体クラウドの取り組みで小平市・東久留米市と一緒にやってる。今後のシステム化は別々でやるかも
高齢者スマートフォン貸与
令和5年1月に募集、3月から貸与。
回数を重ねるごとに使用頻度が増えた
認知度調査
住んでいる人の住んでない人への推奨度は上がっている。
主体的に地域活動に参加したいという人は増えている。
シティプロモーション推進事業
こども祭りやまちブライベントを実施した
窓口決済
クレジットカード・QRコードを導入
9.6%がキャッシュレス決済。会計処理で負担が増。
臨時特別給付金
給付金に関しては9割を目標にしている。その点ではクリアした。
ペーパーレス化
11%減を目指した。達成済み。
8.19円電気自動車/18.23円自動車→10円削減
重量税が免税となった。地球にやさしい形になった。
アルコール検知器具
過労や病気の有無などを確認し、車の鍵を渡す。
可搬型外部給電器
電気自動車と合わせて導入。災害時などで使う。
電話受付
令和4年度はコロナ、マイナポイントが多かった。
電話が繋がらない日があった。電話交換師を増員する。
太陽光発電
撤去費用をかけずに行うことがPPAモデルでできた。
旧第二保育園
予算から5000万円減額。
擁壁を残すという設計費用が減額された
アスベストがあった。近隣住民への対応、説明会を実施した。撤去方法について説明。
意見をもらい、より安全にできた。
売却の方法:不動産鑑定を予定していた。生活がしやすい場所にしてほしいという要望書があった。その結果、令和4年度は売却延期。
年一回通学路要望会を実施している。
避難所運営連絡会
避難所開設キットを説明・活用。内容精査作業を進めてきた。
参加者確保をお願いし、HPに内容を記載。市内小中学校どこにもキットがある。
マイナンバーカード委託事業
209回3211件実施。
課題は特になし。会場がわかりづらかったという指摘もあり。
サンパルネ夜間にて276件を交付
追加で交付窓口を設置する予定は今のところなし。
人権の森
全生園の今後:国立なので、東村山市でやれることは限界がある。
未来を考える会を2回開催。3つのテーマ、入居者の補償、普及啓発、共生。
今後また会議が設置される。
令和4年度は国立ハンセン病資料館と共催で、写真展を行なった。国際フォーラムでも行なった。
全生園を人権の場に。あと数年で一定の整備が終わる。
公共施設再生計画(庁舎管理)
情報共有のための定例mtgしてる。
大和リース(8億2796万円)から株式会社FBS(16億9199万円)に変更している。
公共施設再生アクションプラン
意見交換会:防災防犯、子供の習い事、大人の習い事、カフェなどもほしい
外国籍、障がい、LGBTQsなどの方にも質問した。みんなで多機能で使える施設にしてほしい。
基礎調査などを経験のある事業者に委託。庁内検討会議を実施。進捗状況を見ながら、事業者とのミーティングも実施してきた。
公共施設再生セミナー
2回開催。公民連携の進め方を検討。
2回目は多摩地域で実施。知識習得や意識向上に役立った
情報推進化事業費
国のメニューに対応できているのか。
ピッタリサービスも全てではないが進めている。
CIO補佐官
意見交換の場があった。デジ田を進められた。
予算委員会での経費圧縮を示唆。
文書管理システム・保育園のAIマッチング
令和5年1月に構築。
入所選考に使用。素早くできるようになった。
駐車場有料化・有効活用化
利用状況を見ながら、研究検討している。センター地区構想とも連動していく。
地域防災対策
コロナによってメンバーがリスタートとなった。参加者の問題がある。
住宅耐震化等促進事業
ブロック塀除却・建て替え。5件あった。
職員の現状
職員定数32名増員希望があった。行政課題の優先順位・時間外勤務の時間の確認をした。
市民に近いところ(保育や課税課)が残業多い。コロナへの対応しながら、計画の策定業務があったことが原因。
残業 正規105.4時間 任用職員48.5時間
生理休暇:21名取得率5.8%平均5.9日(有休消化になる)
育児休暇:正規17名 任用5名 正規取得平均371日 任用取得平均334日
級が上がるにつれて、女性が少なくなっている。特に女性の割合の目標値は決まっていない。
延べ2059人テレワークを実施。
新規応募者は3割が女性。94人参加6割が選考に進んだ。
「ハラスメント苦情処理委員会」を設置している。
東村山タウンマネジメント株式会社
令和2 令和3 令和4
売り上げ 1137万 1131万 1109万円
利益剰余金 777万 1597万 2051万
事業の選定の基準:基準は特になし
充当額:397万円(AR事業:296端末が参加)
男女共同参画策定支援
性別による画一的な市民の意識はまだあまり変わっていないと考える。
人権尊重とジェンダー平等を引き続きテーマとして行っていく。
公共施設再生計画推進事業の光熱費
3億9000万円弱。
今後また燃料高騰で増えるかもしれない。
入札
2件は3年以上同じ事業者
図書館図書購入・結核
→落札者以外の業務がいない。予算額と落札額が同じではなく、予算設計と契約設計が同じだった。落札率平均88.2%。
防災緊急無線
過去5年の使用実績8件(H31)、11件(R1)、3件(R2)、54件(R3)、16件(R4)
迷い人の時も利用したことあり。団体からの要請だけではなく、状況によっては市民から行うことも可能。
防犯カメラ整備
令和4年度は新規設置がなかった。1団体のみ更新申請があった。
栄町町会が7台のうち、3台を更新した。
防災備蓄事業
備蓄食料:1000万円/5年以上の賞味期限のものを配置している。
余ったものは地域や社協・フードバンクなどに配っている。
空き家対策
東日本総合計画株式会社と令和4年3月〜令和5年3月までの契約。
計画を策定したことが成果。今後は空き家対策法が改正される予定で、今後ますます活用していきたい。
窓口は、都市計画住宅課が担当。
まとめ
私が質疑したのは、姉妹都市等事業・ワーク・ライフ・バランス推進事業・東村山市版株主総会・高齢者等スマートフォン無償貸与事業・総合戦略推進協議会・交流の活性化事業・行財政改革審議会・選挙啓発費についてです。
思いの外質疑することが多く、質疑時間を使ってしまいましたが、聞きたいことは聞けました。また伝えたいことも伝えられたので、昨日よりはよかったと思います。
どれも必要な事業ですが、進んでいるのかどうか、実際に効果があるのかどうか、そしてそれを続ける意義はあるのかどうかについて質疑しました。続けるに際しても、より良い形で税金を無駄にせずやってほしいということをお伝えしました。
民生費
生活保護費や障がい者対象費など扶助費が多い。
東村山市の会計の約半分を占めるのがこの民生費です。
要点まとめ
強化すべき対応
丁寧な相談を行う。安定した地域政策を実施する。相談場所がここにありますよということを周知していく。
令和4年度の施設への対応
障がい者施設:事業所の経営状況を確認。PCR検査キット、物価高騰対策行った。
高齢者施設:PCR検査キット、物価高騰対策行った。
保育教育施設:地域担当により把握。物価高騰対応補助金などにより補助を実施。
民生委員
中部地域が少ない。欠員している。民生委員活動に関する活動を行なった。
避難行動要支援者名簿
2538名登録。近年微増傾向。目標人数は特になし。
恩多町の方と話した。モデル地区への取り組みを1年に1町ずつ増やしていく。
地域の支援者の協力が必要不可欠。地域への理解が必須。
成年後見人
2名が参加
令和4年度は477件減少。コロナで増加し、落ち着いてきた。
ほとんどが継続の相談。
自立相談
108人が決まった。令和4年度92人中52人が決まった。
延長や再延長などは減少。
「ほっとシティ東村山」住居確保給付金107件39件→延べ27件が自立した。
受験生チャレンジ
172件92名は全員合格。
76件48名中46名が合格。
新型コロナ感染症生活困窮者
延べ165世帯へ支給。単身50件 2人12件 3人22件
障がい者ヘルパー派遣事業
各事業所のヘルパーの人数はほぼ横ばい。
障がい者就労支援
実人数:令和3年度650人→令和4年度679人
介護人材緊急確保対策
入門:参入のきっかけを作る。多様な人材を募る。マッチングイベントで8人決まった。
介護予防大作戦
新しく市が用意した資料を活用。
子ども家庭支援センター
件数が増えている。子ども自身が発信できるように努める。
連絡帳アプリ
民間提案制度:実証実験を実施。
令和4年度10月から少しずつ機能拡充。
外国籍の方の対応:日本語に問題なかった。翻訳機能もあり。
写真が送れないという課題があり。
生活保護
ケースワーカーから緊急支援金を活用を促す。「涼みどころ」を促す。
エアコンの新規設置で促した。買い替えなどは社協と協力して行なった。生活保護を無くなったときでも定期的に連絡しても大丈夫とのお伝えをしている。
ケースワーカー1人当たり101.7世帯。正規21名 任用職員3名。専門資格が必要な場合もある。
1年目6名 2年目3名 3年目3名 4年目4名 5年目2名 6年目以降1名ずつ。
査察指導員6名。
差別的にならない研修を行なっている。健康上の問題など複合的に課題が存在している。
老人クラブ補助員
会計担当者の理解が促進した。各クラブが活動に専念できるようになった。
学校110番
保育施設のうち19施設中6施設が設置。
警備会社との契約をしていたりする。
ころころたまご
相談内容:発達発育599件・保育園380件・保護者自身166件・地域施設34件
コロナ禍でママ友のつながりがなく、相談件数が増えた
所管と連携して行なっている。
外国籍の方の対応:国籍によって変わるわけではない。
児童クラブ
転入者の申し込み:空きがない場合は児童館や近隣児童クラブを紹介している
年度途中での入会:なぜ必要なのかの書類を提出してもらっている。入会希望前月の15日まで。
職員の入れ替わり(継続者):野火止6名(4名)恩多8名(6名)秋津7名(4名)北山8名(4名)廻田5名(3名)変わる理由としては、移動が多い。
2事業者:延長保育事業を実施。様々なイベントを実施。学習支援・体育指導なども実施。
手話通訳者派遣
まだ手話を覚えていない比較的若い人の利用が多い。
グループホーム
現在の人数:20代10名 30代12名 40代17名 50代17名 60代4名 70代2名
今すぐの入居を希望しない人も入れて、67名
内訳:20代20名 30代20名 40代15名 50代8名 60代4名
ケースバイケースではあるが、知的障害、精神障害の65歳以上の方は介護を原則的には使っていただく。
市内には88名知的 精神20名ある。
人口比 近隣市0.18% 東村山市0.08%
高齢者紙おむつ支給
市単独の事業。継続性を鑑みると、金額増額などは厳しい。
研究は必要。
児童相談所
虐待相談100件
放課後デイサービス
利用要件:障害者手帳や医師の判断が必要の子どもたち。授業の終了後や土日祝日に実施。
質の確保:東京都によって決まっている。サビカンの研修実施。発達障害児者の理解促進。研修で質の確保をしている。
まとめ
民生費の途中で本日は終わりました。
民生費は先にも記載した通り、東村山市の予算の半分を占めます。だからこそみなさん質疑の量も時間も多く使っています。
全体のまとめ
2日目が終わりました。
1日目は出番が2回ありましたが、本日は一回でした。持ち時間も限られている中でいかに自分の意見を伝えつつ、要所を抑えるかがまだまだ課題です。
まるで椅子に座っているのが仕事みたいになってしまった今日この頃ですが、残り3日もしっかりとやっていきます。
明日も早いので、今日はこんなところで。それでは。