こんばんは。
東村山市議会議員のかくたかづほです。
本日より12月議会がスタートしました。
風邪やインフルエンザが流行っている中ではありますが、しっかりと審議していきます。
いつも通り雑多にまとめていきます。
- 召集の挨拶
- 所信表明
- 議案第55号 東京都四市競艇事業組合規約の一部を変更する規約
- 議案第56号 東村山市ふれあいセンターの指定管理者の指定
- 議案第57号 災害用トイレカー購入
- 議案第43号 東村山市会計年度任用職員に関する条例の一部を改正する条例
- 議案第44号 非常勤の特別職の職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例
- 議案第45号 東村山市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例
- 議案第46号 東村山市市民農園条例の一部を改正する条例
- 議案第47号 東村山市集会所条例の一部を改正する条例
- 議案第48号 東村山市市民センター条例の一部を改正する条例
- 議案第49号 東村山市特定乳児等通園支援事業の運営に関する基準を定める条例
- 議案第50号 東村山市立児童館条例の一部を改正する条例
- 議案第51号 東村山市美住リサイクルショップ条例の一部を改正する条例
- 議案第52号 東村山市準用河川管理施設等の構造の技術的基準に関する条例の一部を改正する条例
- 議案第53号 東村山市立学校施設使用条例の一部を改正する条例
- 議案第54号 東村山市立公民館条例の一部を改正する条例
- まとめ
召集の挨拶
叙勲
加藤英夫さん、小林輝子さん、藤本雅治さん、小島弘明さん、テニス連盟、鈴木勝屋さん、岩崎和夫さん。(名前間違っていたらすみません)
スポーツの日
石川佳純さんをスペシャルゲスト。中学生とのマッチ。市民との交流を図った。ぐるスポも3年目に。
産業まつり
今回はスポーツセンターで開会。
盛り上がりは変わらず盛況だった。
二日目は雨だったが、よかった。
職員の処分
職務上知り得た情報を第三者に提供。
減給とした。研修の徹底をしていく。
所信表明
物価高騰対策
高市政権による強い経済。
18.3兆円の補正予算が閣議決定された。
特別加算分を活用し、物価高対応応援金4000円の現金給付予定。
子供一人あたり2万円の給付を早期に対応できるようにした。
最終日に上程予定。
余った場合は当初予算と合わせて検討していく。
東京都も行う予定。それによって市も対応していく。
令和8年度予算
5年後を見据えた持続可能な予算とする。
枠配分方式を採用。管理職の強いリーダーシップで行う。
地方税は増えている。自主財源が少ない状況は変わらない。
新たな歳入確保に努める。
使用料手数料の全体見直し
平成28年度に行なってからしてなかった。
2年に渡り、審議会で審議していた。
一部の施設は据え置いた。12月議会に提出。
東村山駅周辺まちづくり
130周年記念式典を開催。
小中学生を対象に絵画を募集。
市内で活動している方とシンポジウムを実施。
駅から始まるマーケットを実施。1.3万人来場。
駅前ガーデンカフェ、子ども縁日、ステージパフォーマンスなどを実施。
東村山駅周辺のまちづくりの機運醸成ができた。
高架下利活用
3エリアに分けてゾーニング。
南エリア(多世代が集う空間)はセンター地区構想と被る。
中心エリアは南口検討中。
まちづくりデザイン
エリアデザイン指針を策定中。
より実効性を持ったものにするために8年度末へと1年延長した。
住民投票条例
実施にあたっての規定はなかったため、実際にはできない形になっていた。
意見を広く聞きながら進めていく。
情報システム標準化
基幹系システムを移行作業を行う。
そのため、年末年始にコンビニ交付を中止する。
国保財政健全化
令和元年度から実施している。
令和10年度に赤字解消を目指し、改訂している。
国から保険料水準加速化プランが示され、目標変更となった。
8年度から子ども子育て支援金が追加される。
議会にも提出していく。
民生委員
任期満了に伴い、75人、主任5人、計80人が委嘱指名される。
東京都子どもDX
妊娠や子育てに関する情報をオンライン化
東村山が唯一参画。7年5月に決定。
GavTech東京とも進めている。
受診履歴の確認、最適化されたプッシュ配信などを1月から実施予定。
柳泉園加入に向けて
加入してゴミ処理をお願いしたい。
9年度の施設整備検討へも入れてほしい。
将来的には全てのゴミ処理をお願いしたい。
理解を得ることができた。
久米川駅南口治安対策
飲酒喫煙が行われている。
器物破損、傷害などの可能性もある。
警察に市長名でお願いをした。
これから関連機関と連携していく。
東村山らしい風景
未来に繋げていくことを目的。
ガイドライン策定に向けて実施。
8年1月に骨子案を示す予定。
認識の共有化を図っていく。
下水道事業
物価高騰、使用料収入減、各市が負担する負担金の増、下水道の修繕などで事業費の増加が見込まれている。
9年度からウォーターPPPの交付要件も進む。
8年度以降赤字になる予定。2億円の損失が見込まれる。
使用料のあり方を検討しないといけない。
新たな審議機関を設置するため、3月議会に提出予定。
予約型乗合交通
実験運行を行う。乗降場を増やす。
愛称を募集予定。令和8年度の早いタイミングで行いたい。
不同意猥褻
8月7日に起訴。10月には公判。
9月3日には再逮捕、不起訴。理由は明らかにされていない。
副校長が担任し、複数の先生が担当。新たな先生を人選作業中。
信頼回復に努めていく。
学校給食
小学校給食:富士見小学校下処理室にクールダウン室を設置。
中学校全員給食:青葉町に整備。8年度2学期に向けて着実に準備している。調理場の愛称を19の候補があった。5つに絞り、「ひがっしーキッチン」に決定。
大岱青葉の親子方式:12月末に向けて大岱工事中。青葉小を子校とする。
八坂小:給食調理室のみの改修は困難。現段階ではひがっしーキッチンに委託するのが一番合理的安定的。11月17日にアンケート、説明を子ども向けに実施。12月には保護者向けに実施。
就学援助システム
システム標準化に向かい行なっている。
住基データとの連動でオンラインでの申請も可能に。
8年度頭からの導入を予定。
図書館システム更新
2月3日から新たなシステムへ。
マイナンバーカードを図書館カードとして利用できるように。
オーディオブックなどのデジタルコンテンツも更新予定。
学校図書館とも連携。
1月19日〜2月2日まで全館休館。1月18日にHPも閉鎖。
中央公民館集会室で自習室を開放。
白州山の家廃止
7年度末で廃止。
11月には無料開放を実施。45人の方に利用された。
12月には公民館で展示会を実施予定。
アイラブ東村山
国分寺マルイにて実施。
化成小は売り子やお弁当開発などを体験。
初めて市内で物産展を実施。
今後も市内外で良さや魅力を発信していく。
議案第55号 東京都四市競艇事業組合規約の一部を変更する規約
全国的に行われているため、名称変更、実態に合わせて住所を変更する。
公印の新調などはあるが、市の負担はない。
関係者には名称変更をお知らせするが、一般の方には特にやらない。
郵便物の受け取りが遅くなるなどの影響はあった。
75%は払戻金、25%から経費を差し引き、配布される。
2年度1億円、3年度1.3億円、4年度1.3億円、5年度1.4億円、令和6年度1.3億円。
入場規制、アクセス制限なども依存症対策として行なっている。
国内外への発信はこれまでもしてきたが、強化していく。キッズスペースや子どもトイレ、授乳室なども整備した。
賛成多数で可決。
私からは、外国人向けの施策や子ども向けに何をやっていくのかということを聞きました。
議案第56号 東村山市ふれあいセンターの指定管理者の指定
4期20年地域コミュニティの醸成、適切な管理に努めてもらった。
それぞれの地域について適切な維持管理を行なった。新たな核となっている。
指定管理前も市民協議会で管理を行なってきた。
後継者の問題、修繕の増大などが課題。
令和3年度多摩湖78万円、5年度秋水園空調設備1716万円、恩多空調設備2183万円、久米川空調設備85万円、恩多空調設備2200万円、久米川空調設備70万円。栄町以外は工事を行なった。
年齢を会員名簿に記載することとはしていないため、平均年齢はわからない。
任意の団体であるため、無償で続けてきた。最近はボランティアということで断られることもある。
コロナ禍では運営費補助をしていた。
帰宅困難者の一時避難場所となっている。
書類審査で2時間かかった。
稼働率
多摩湖:5年平均21.2%、令和6年度34%
恩多:5年平均35.3%、令和6年度41.0%
栄町:5年平均56.5%、令和6年度66.4%
久米川:5年平均20.1%、令和6年度26.9%
秋水園:5年平均26.9%、令和6年度32.5%
登録団体数
多摩湖79、恩多73、栄町126、久米川20、秋水園74
全員賛成で可決。
私からは指定管理者制度がうまく活用されていないのではないか、高齢化という課題をどのように解決していくのかというお話をさせていただきました。
議案第57号 災害用トイレカー購入
2000万円を超える財産取得になるため、議会にかける。
3日間分のトイレ処理材はすでに確保している。
4日目から仮設トイレ、マンホールトイレが使えるようになる。
能登半島地震や岡山県で支援した。
年度明けに納車され、その後協定が締結される。
詳しい運用方法はこれから。
防災訓練、イベントでの活用を見込んでいる。
効率的運用をしなければならないと補助金規定がある。
1000Lの汚水タンク。1300回くらい使用できる。21時間で満タンになるという計算。
地域宣伝につながるラッピングをする予定。
防災安全部のうち13人中8人が運転できる。
北庁舎跡地が候補。これから本格的に検討していく。
災害用トイレ9箇所。多摩湖町廻田町野口町諏訪町恩多町の一部にはない。
令和9年度まで東京都では補助金を予定している。
15年の対応年数。頻度が低ければさらに使える。
掃除費用一回5万円。燃料費満タン時1.6万円、ディーゼル1万円。
いすゞ自動車。
補助金が6月に設定されてから、購入先と協議した。
相見積もりを取った。3300万円。納期は1〜1.5年。
清瀬は小型車両のトイレカーを導入した。
ラッピング込み車体2383万円、登録費用2.4万円、ナンバー登録6万円、陸送費15万円。
賛成多数で、可決。
日本維新の会かくたかづほは、本議案に反対します。
7割国が持ってくれるとはいえ、将来負担を増やしてまで“今”購入することに反対です。
トイレカーの有用性は十分理解しています。そして災害対策も非常に大事なのは当たり前のことです。
非常に賛成をしたかったんですが、脆弱な財政状況の当市において、なぜ去年やらなかったのか、なぜ今なのか、なぜ地方債なのか、トイレカーが最善なのかという疑義が晴れませんでした。
災害時のトイレを整備することは賛成ですが、タイミングと方法、予算に関して疑義があるため、反対します。
私はこの議案に反対をしました。
理由は5つ。
・昨年度国から同じような補助金があったのになぜやらなかったのか
・なぜこのタイミングなのか
・将来にツケを残してまでやるべきなのか
・クラファンも含めて検討は足りていたのか
・トイレカーが最適なのか(燃焼式トイレではダメなのか)
トイレカーの導入自体や災害対策に反対しているわけではありません。
むしろどんどんやるべきだと思います。一方で今回の購入は東京都から補助金が出るから買うという消極的購入に感じました。防災だからこそもっと攻めて、計画的に行なっていくべきです。その計画性が感じられなかったからです。
議案第43号 東村山市会計年度任用職員に関する条例の一部を改正する条例
議案第44号 非常勤の特別職の職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例
議案第45号 東村山市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例
議案第46号 東村山市市民農園条例の一部を改正する条例
議案第47号 東村山市集会所条例の一部を改正する条例
議案第48号 東村山市市民センター条例の一部を改正する条例
議案第49号 東村山市特定乳児等通園支援事業の運営に関する基準を定める条例
議案第50号 東村山市立児童館条例の一部を改正する条例
議案第51号 東村山市美住リサイクルショップ条例の一部を改正する条例
議案第52号 東村山市準用河川管理施設等の構造の技術的基準に関する条例の一部を改正する条例
議案第53号 東村山市立学校施設使用条例の一部を改正する条例
議案第54号 東村山市立公民館条例の一部を改正する条例
全て委員会へ付託。
委員会は来週からスタートです。
まとめ
本日より12月議会がスタートしました。
議案は3本だったので、5時過ぎには終わりました。
トイレカー議案に関しては私だけ反対だったので、気疲れがとてつもなかったです。しかし、やはり疑義があるものに関しては見過ごすわけにはいきません。購入自体には賛成ですが、答弁の中で予算の使い方に曖昧な答弁があったりして、少額かもしれませんが、市民から頂いた税金です。特に地方債はこれから東村山を担っていく子どもたちも負担をしなければなりません。それをこんなに安易に決めていいのかという思いです。
明日明後日は委員会の通告準備、一般質問の準備をし、木曜日の一般質問に備えます。
今日はこんなところで。それでは。
