こんばんは。
東村山市議会議員のかくたかづほです。
今日は一日3月議会の準備をしています。
さて。
昨日、3月議会に向けた一般質問の通告書を提出しました。今回も何を取り上げるか非常に悩みましたが、タイムリーかつ実効性のあるものを取り上げることをテーマとしましたので、この2つにしました。大テーマとしては市民の力をどう市政に活かすかです。その中でテーマは2つとしました。
より良く民意を反映するために。総合計画の在り方と投票率向上。
行政は常に情報収集をし、市民の皆さんからの意見を吸い上げたり、時には現場に出て行って、様々な状況を見たりして、すぐに市政運営に反映するのが仕事です。議員もそうなのですが、我々議員は行政側ではなく、行政をチェックする側としてその機能を担っています。それを担保しているのが市長選挙であり、市議会議員選挙です。4年に一度選挙によって、民意を確かめその結果に応じて新しい4年間を作っていく。それが本来の選挙であり、人類が日本人が歴史を紡ぎ、獲得してきた民主主義です。話が脱線しそうですが、その選挙をより良く行う、具体的には投票率を上げる、またその結果をなるべく市政運営に反映することが民主主義の社会には必要不可欠です。
今回は、市の最上位計画である総合計画というものを取り上げ、どうやって選挙の結果を反映するのか時代の流れについていくようにするのかということで議論していきます。また、それを支える選挙の投票率を上げるために特に投票済証の活用について議論をしていく予定です。
総合計画というのは東村山市の場合、基本構想が10年、基本計画が5年、実施計画が1年となっています。これを毎年度ローリング式といい、見直しをしているということです。実際に見直しをどのようにしているのかも含め、選挙の乖離をどうしているのかというところを議論していきます。例えば、次の市長選挙は2027年度ですが、この基本構想は2030年まで続きます。この3年間をどうするのかという話です。市長の任期は4年なので、ほとんどの期間を前回の市長が作った基本構想に則って行わなければならなくなります。それでは民意を反映した選挙ということはできません。
また、その基本構想を支える選挙の投票率についてです。
投票率は回を経るごとに少しずつ低迷してきており、時に市長選市議選は50%を切り、47.86%になっています。これまで投票率向上に向けて何度か議会で取り上げてきていますが、選挙管理委員会の考えとして、選管がやるべきことは公正に選挙が行われるように取り計らうことという答弁をしてきています。投票率向上はあくまでも目標にはなっていないのが現状です。だから特に今回は扱いやすい、投票済証について議論します。東村山市の場合、どの選挙においても言わなければもらえないですし、言ったところでてんやわんやしてやっと出てくるという状況です。他の自治体ではキャラクターとのコラボなどもあり、積極的に配布をしていたり、センキョ割という投票済証を持っていくとお得にまちのお店を体験できたりなど行っています。東村山市では何も進んでいません。
これを少しでも前に進めて、民意をより良く市政に反映できるように議論していきます。
市民財産の有効活用。ガバメントクラウドファンディング導入に向けて。
二つ目のテーマはガバメントクラウドファンディング(GCF)です。
GCFはふるさと納税の一種で、クラウドファンディングの仕組みを活用して寄付ができるサービスです。東村山市では、企業版ふるさと納税やふるさと納税など様々なものを活用していますが、まだこのGCFは行っていません。
私も自身でイベントをやったりしますが、東村山のいいところとして民間が自主的に行っているイベントが多いということはよく言われます。それを後押しするにも最適な方法です。行政がそう言ったものにお金を出して支援するのは私は反対の立場ですが、寄付を集めやすいプラットフォームを作っておき活用できるようにするというのは賛成の立場です。
一方で、なんでもかんでも認めるべきというのは違うと考えています。
GCFのサイトを見てみると、一円も集まらず終わってしまったものや達成せずに終了してしまったプロジェクトもあり、まちの名前も出ているのでしょぼく見えてしまいます。それを少しでもなくすためにはなにをすべきなのかというところも併せて議論していきたいと思います。
私は民間でクラウドファンディングのコンサルなんかもしているので、思い入れもあります。だからこそ、しっかりと活用して、しっかりと応援できるような体制を作って、少しでも東村山を盛り上げられるように活用できるようにプラットフォームとして構築してほしいと思います。
まとめ
3月議会は来年度令和7年度2025年度の予算審議もありますが、一般質問ももちろん大事です。
引き続き常日頃感じている問題点を掲げつつ、東村山の未来に向けてより良い提案ができればと思います。
今日はこんなところで。それでは。