こんばんは。
東村山市議会議員のかくたかづほです。
本日は、6月市議会二日目でした。
今日はあまり議案がないので、早めに終わるかなと思っていましたが、17時に終わりました。議論は尽くされるべきと考えているので、いいことではありますが、ずっと椅子に座っているのはまだまだ慣れないですね。
さて。
今回も雑多にまとめていきます。
- 所信表明
- 報告第1号 専決処分事項(東村山市税条例の一部を改正する条例)の報告
- 報告第2号 専決処分事項(東村山市国民健康保険税条例の一部を改正する条例)の報告
- 議案第20号 ふるさと歴史館及び八国山たいけんの里空調・照明設備更新事業委託契約
- 諮問第1号 人権擁護委員候補者の推薦について意見を求める件
- 諮問第2号 人権擁護委員候補者の推薦について意見を求める件
- 議案第17号 東村山市税条例の一部を改正する条例
- 議案第18号 東村山市乳児等通園支援事業の設備及び運営に関する基準を定める条例
- 議案第19号 東村山市保育所の利用者負担に関する条例の一部を改正する条例
- 議案第21号 東村山市道路線(野口町四丁目地内)の認定
- 議案第22号 東村山市道路線(栄町一丁目地内)の廃止
- 議案第23号 東村山市道路線(栄町一丁目地内)の認定
- 議案第24号 東村山市道路線(栄町一丁目地内)の認定
- まとめ
所信表明
立川市小学校の事件
安全確保。マニュアルの初動確認。基本的には門を閉める。防犯カメラの確認。職員の動きを確認。
自分の身を守る行動を最優先に。保護者にもメールにて連絡。
東村山駅連続立体交差化事業
11年が経過。6月29日より新宿線下りが高架へ。ホームドアも稼働予定。
踏切4箇所が短くなる。5月31日6月1日にレークウォークを実施。好評だった。
引き続き早期完了まで推進していく。
東村山駅130周年記念式典
10月18日中央公民館にて式典。マーケットイベントも実施予定。
市民からも写真を募集する。小中学生を対象に未来の東村山駅、思い出も募集する。
都市計画道路、高架下の活用なども進めていきたい。
東村山駅周辺エリア
高架下活用:関連する計画を合わせて考え方をまとめている。
7月にはオープンハウスを中央公民館で実施予定。
萩山小学校等複合
13年間意見交換をしてきた。
設計施工を進めていく。最終日に追加議案として関連経費を盛り込む予定。
可決後、プロポーザルの公募をする。R12年から新しく供用開始。
コミュニティゾーンも検討していく。
教育委員会と検討を進めていく。
ゴミの広域処理
第3回柳星園組合との協議会:広域処理は可能という判断になった。
協議の場の設定を東久留米市長に通達。申し入れが受託された。今後は実際に協議していく。
燃やせるゴミの処理をお願いする予定。R9年度からの施設計画に参加したい。
第五次総合計画後期基本計画
素案の策定中。7月1日総合計画審議会に諮る予定。
オープンハウス形式での説明会も実施予定。
SDGsにかけてイベントを開催予定。
第五次行財政改革大綱後期基本方針
諸課題に取り組んでいく予定。審議会で意見をもらう。
第六次へ繋ぐことを念頭に策定していく。
令和7年度財政運営
物価高騰の影響や臨時財政対策債がゼロ、枠配分方式を導入。
洋式化事業が国の不採択となった。薬師山緑地も減額。歳入欠陥が起こる想定。
一般財源や地方債を活用する。システムの統一化も要望していく。
着実に進めていく。
定期人事異動
134人異動。35人採用。
健康福祉部・子ども家庭部に担当部長を新たに配置。
ハラスメント防止
12月にアンケート調査を実施。HPに公表。
全管理職に今後のことも共有。
原則匿名で利用できる外部事業者を利用。
カスタマーハラスメント:対応マニュアルとポスターを作成。
市民参加の基本方針改定
みんなで進めるまちづくり条例制定から10年。
市民参加に関する基本方針を諮問。
6月17日に答申を頂く予定。パブリックコメントを実施予定。
DX推進基本方針見直し
認識を共有しながら、考え方を可視化したもの。
手続き、ワークプレイスなどのDX化を推進してきた。
業務手法の見直しを進めていく。今年度末に公表予定。
デジタルワンストップサービス
サービス内容の周知を
たのしむらやまポータル:マイナカード窓口対応しているが、カード未所持の人の不利益を確認中。
アナログ規制
国によって点検されている。
デジタル庁にて支援事業の採択をされた。
見直しにおける一部の事務を市の負担なく行えるように。
企業立地促進事業
商工業振興条例に基づき実施中。
複数の事業者からお問い合わせがあった。個別に打ち合わせ中。
第64回市民産業祭り
スポーツセンター周辺で開催予定。
近隣事業者からも協力。桜通りの一部を交通規制する。
東京都防犯機器購入補助
体感治安が悪化。防犯機器の導入の補助金の通達があった。
補助金の交付要項などを制定中。
総額の1/2、上限2万円の補助。
最終日に追加議案として提出予定。
障がい者差別解消
合理的配慮。
商工会を通じ、市内事業者へ通知。
スーパーで職員が合理的配慮の研修会を実施予定。
自殺対策シンポジウム
ライフリンクの清水代表の基調講演。パネルディスカッション。
加藤会長からの計画の説明。地域全体で生きることを共に支え合うことが大事。
ゲートキーパーとして視点が必要。
東京都デジタルデバイド
高齢者へのスマートフォン活用支援。
65歳以上、初めてスマホを使う人対象。一人当たり3万円上限に購入費用を補助。
支援事業をさらに進めていく。追加議案として提出予定。
保育料第一子無償化
東京都で全ての子どもが無償化へ。所得制限なし。
一般財源の負担軽減。基金への積立を実施予定。
マルコ、マル青は8年度から所得制限撤廃を目指す。
待機児童
7人。昨年度より11人減。
小規模施設の設置を進めてきた。緊急一歳児受け入れ事業も実施。
児童数は減っているが、保育需要は上がっている。
秋津町の認可保育所も進めていく。
萩山公園
4月には一部共用を開始。「はぎま」もスタート。
インクルーシブ遊具、防災設備なども工事中。
追加コストが発生している。9月以降費用変更議案を提出予定。
朝の子どもの居場所作り
登校前に児童が正門に待機している。
ニーズが高まっている。支援策が東京都から示された。実態調査を実施。
まずは試行的に東京都の補助金を活用していく。
追加議案として提出予定。
中学校全員給食
8年度2学期から実施。ハーベストネクスト株式会社。
6月から工事実施予定。8、12、3月にモニタリングを実施予定。
愛称も募集する。
親子方式
大岱小の工事。7月から12月末で工事予定。説明会を実施。
工期中は弁当給食となる。騒音、交通などの意見があった。
アレルギーは除去食対応をできるようにする。
青葉小にも引き続き栄養士を置く予定。
プロポーザルを実施予定。
中央公民館ホール音響照明設備
H9年音響、10年照明の工事を実施。
ホールの使用ができなくなる可能性がある。
最終日に追加議案として提出予定。
半導体不足から半年まで準備を行う。予約のない8年度から工事予定。
白州山の家
利用者の減により、今年度で廃止。
原状回復義務がどこまであるのか、北杜市との交渉をしている。
企画ができるか検討中。
関連条例の廃止を行う。
東村山しあわせ大使
4期16年に渡って竹下景子さんにお願いしてきた。
5期目も行っていただく。令和11年まで。
魅力のPRをお願いしていく。
報告第1号 専決処分事項(東村山市税条例の一部を改正する条例)の報告
大規模修繕と管理組合
適応申請はない。申告手続きの変更。
築20年以上10戸以上(200棟)、長期修繕計画がある、積立金を引き上げている、工事が完了していることが条件。2棟が対象となりうる。
工事費の増、高齢化により減額となった。
固定資産税の1/3を補助する。
新基準原付
大気汚染は減る。環境保護にも貢献していく。
市税への大きな影響はなし。
マイナ免許証
アプリを使用して読み取る。
プッシュ機能も付いている。ハガキの通知もある。
3709台→3256台と減少している。
0.49%程度がマイナ免許証を利用していると推察。
報告第2号 専決処分事項(東村山市国民健康保険税条例の一部を改正する条例)の報告
基礎課税額
超過世帯割合0.5〜1.5%になるようにしている。
前年度と比べてどの程度上昇しているのか。
基礎課税分1.70%→1.73%、後期高齢者支援金当分2.01%→2.09%。
世帯数
基礎課税分328世帯、1.64%に減少する。335万円が影響額。
後期高齢者支援金当分248世帯、1.24%に減少する。526万円が影響額。
基礎課税分:単身世帯927万、2人906万円、3人845万円、4人784万円
後期高齢者支援金当分:1138万円、1078万円、1018万円、958万円
課税限度額に達する世帯:111世帯
軽減対象世帯
全体28559人20332世帯数、7割7422人6065世帯数、5割2023世帯→2104世帯351万円、2割1844世帯→1867世帯41万円
120人増、39人増
基準額
43万円は基礎控除額と連動している。
令和3年度に引き上げられた。
議案第20号 ふるさと歴史館及び八国山たいけんの里空調・照明設備更新事業委託契約
水銀があるため改修が必要。
省エネルギー化。7月16日から対話を開始。他に2社から連絡があった。
空調工事費1.4億円照明2100万円フィルム176万円、空調3520万円照明902万円。
一社は問い合わせと図面の貸し出しはあった。空調設備が複雑だった。
もう一社は対話の経過期間終了後に連絡きた。
7月16日初めての接触。9月20日に資料提出。
独自に見積もりはしてない。提案額の検証はした。
小売価格、労務費を確認。単純計算すると、3.3億円だった。
脱炭素事業債を活用予定。9割活用。一般財源は2138万円。
二酸化炭素排出量4.2万トン42.7%減
212万円の削減を見込んでいる。
9割に満たない場合は市に対して保証する。
温度測定が不要になり、業務負担の軽減される。
職員はその場で業務を行う予定。
諮問第1号 人権擁護委員候補者の推薦について意見を求める件
諮問第2号 人権擁護委員候補者の推薦について意見を求める件
9月30日で2名が任期満了となる。
長谷川しのぶさん、藤原幸博さんが続投。
議案第17号 東村山市税条例の一部を改正する条例
議案第18号 東村山市乳児等通園支援事業の設備及び運営に関する基準を定める条例
子ども子育て支援法の一部を改正による制定
議案第19号 東村山市保育所の利用者負担に関する条例の一部を改正する条例
東京都による第一子からの保育無償化によるもの
議案第21号 東村山市道路線(野口町四丁目地内)の認定
開発行為による新しい道路。
議案第22号 東村山市道路線(栄町一丁目地内)の廃止
議案第23号 東村山市道路線(栄町一丁目地内)の認定
22号と23号はセットで行う。一度全てを廃止して、新たな範囲を認定する。
議案第24号 東村山市道路線(栄町一丁目地内)の認定
上記の23号にかかる道路の新設による認定
まとめ
今日はタイトルにもあるとおり、議案や報告、諮問の審議を行いました。
後半は委員会への付託となり、来週に持ち越されます。
今回の即決議案は論点が被るところが多く、今回も3つの議案と報告全てに通告をしていましたが、ほとんど被ってしまい、また論点も同じであったため、割愛をせざるを得ませんでした。疑義は無くなり、賛否を出すことができたので、それ自体は全く問題がないところか、それが正常だと思う一方で、側から見たら、質疑もせずに仕事をしてないように見えてしまうなとも思いました。決してそんなことはなく、毎回どの議案も、予算決算委員会も、常任委員会も最後の質疑順なので、全ての質疑を聞き、メモをしています。その中で、「ここなら論点になりそうだな」「自分ならもう少し深ぼれるな」など考えながらやっていますが、それでも最後なので、質疑することがなくなってしまうことも多々あります。
なんだかもどかしいですが、議論はし尽くされたということにして、賛否はしっかりとだし、こうやってブログでその時の思いをつづるようにしています。例えば、ふるさと歴史館の省エネ化の議案であれば、省エネ化を進めていくこと自体には賛成で、民間事業者提案制度を活用し進めていくことも賛成ですが、一方で今回は競争入札ではなく、随意契約と個別に契約を結ぶ形をとっているため、金額の妥当性や適正なのかということは正直疑問が残ります。それでも、その論点は様々な議員が先に質疑してしまったので、私なりにそれをまとめて、最後の賛否を出しました。国民健康保険の報告もそうです。この点はなかなか難しいところだなと2年経った今でも思います。
そういったこともあるので、引き続きブログで逐一報告していく、残していくことが必要だと改めて感じた今日でした。
今日はこんなところで。それでは。