こんばんは。
東村山市議会議員のかくたかづほです。
昨日は3月議会最終日でした。
終わった後、バレーボールに行ったため、その日で更新できずでした。最終日は早めに終わるかなと思っていましたが、19時くらいまでかかりました。途中、課長職の方の退職、最後には部長職の方の退職のご挨拶などもありました。
それでは、いつも通り雑多にまとめていきます。
政策総務委員会
議案第1号 東村山市一般職の任期付職員の採用に関する条例
職員の任期に関する条例。
地方行政の高度化専門化が進む中、法律的な対応が必要になっている。専門家の採用を進めていく。DXに関する職員を来年度採用予定。現時点においては特定の職は検討していない。民間業務委託との違いは直接指示ができる。常勤と同じ仕組み。55歳に広げて採用をしてきたが、並行して行っていく。異動なども可能性としてある。
賛成多数。
議案第2号 東村山市職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例及び東村山市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例
介護や育児を行う際に必要な改正。
この看護休暇から等を追加。看護や感染症に伴う学級閉鎖や学校参観等も可能となる。生理休暇は半日単位、時間単位での取得が可能に。9歳までの年、2時間を超えない範囲で30分単位で部分休暇を取得可能に。2月27日に職員団体と妥結。会計年度任用職員も同様の内容になる。
賛成多数。
厚生委員会
議案第4号 東村山市高校生等の医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例
令和5年4月から所得制限ありで始まっていた。
東京都が交付金を増やす。今回所得制限撤廃となる。影響額2600万円〜3000万円程度の増加。半分の6350万円が市の負担。3000万円程度軽減される。7年4月からできなかったのは、6年12月に都と話した。窓口負担200円は検討していない。10月からスタート。
賛成多数。
まちづくり環境委員会
議案第5号 東村山市下水道条例の一部を改正する条例
国土交通省通知により、技術者が兼任へと条件緩和された。
東村山にも拠点が増える可能性がある。指定工事272事業所が市内にある。常時現場に常駐する必要はない。まだ不足はしていないが、今後の人口減少のために準備しなければならない。
全会一致。
7陳情第1号 カーブミラー(道路反射鏡)の設置に関する陳情
カーブミラー設置の明確化、事務処理の流れを周知徹底、予算をつけること。
新規で設置はしていない。これまでも秋水園まわりへの設置、補助金の拡充をしてきた。難しい話ではないという意見。議会市民の納得感が得られる仕組み作りを。市が責任を持ってやっていくべき。積極的なルール化が仕事負担軽減にもなる。状況に応じ、弾力的にできるようにしてほしい。
全会一致。
所管事務調査 東村山らしい景観行政とは
連続立体交差事業、都市基盤整理などでまちが変わってきた。
議員研修会を開催。デザインの重要性を確認。景観行政計画はない。
6年3月から行ってきた。7月川西市、各務原市へ視察に。両市は市民と一緒に進めてきた。
みどりの価値が大切という共通認識。
景観の中でみどりがどういうものなのかという基準が必要。
生活文教委員会
生活文教委員会は私も出席しておりましたので、詳しくはこちらをご覧ください。
議案第3号 東村山市商工業振興条例
地域経済の活性化、税収増などが目的。
振興に携わるものの役割を明らかにする。持続的な成長発展を図っていく。中堅大手企業も入っている。企業立地促進事業では大手中堅も包含。施策ごとに範囲を決めていく。より効果的な支援ができるようになる。基本方針もあったが、明確がやや不明確だった。関係者への意見徴収や財政処置などのパブリックコメント。市内事業者の数値が明らかでなかった。
修正動議があり、修正案が提出された。
自助努力ではなく、自主的努力に変更。中小企業対象に変更。企業誘致と市内事業者を分けて議論すべき。
修正案:起立少数で否決。
賛成多数で可決。
6陳情第10号 八坂小学校の給食調理室を改修、もしくは新築して自校方式の継続を求める陳情
小学生は身体の基礎ができる重要な時期。自校方式の継続を求める。
築55年。増改築が難しい。総合的に判断した。
起立少数で不採択。
予算特別委員会
予算特別委員会については5日間かけて審議しました。
すでにブログにもまとめてあるので、こちらを詳しくはご覧ください。
議案第9号 令和7年度東京都東村山市一般会計予算
総額697億円。
賛成多数で可決。
附帯決議動議あり。
賛成少数で否決。
議案第10号 令和7年度東京都東村山市国民健康保険事業特別会計予算
賛成多数で可決。
議案第11号 令和7年度東京都東村山市後期高齢者医療特別会計予算
賛成多数で可決。
議案第12号 令和7年度東京都東村山市介護保険事業特別会計予算
賛成多数で可決。
議案第13号 令和7年度東京都東村山市下水道事業会計予算
賛成多数で可決。
議案第15号 令和6年度東京都東村山市一般会計補正予算(第7号)
歳入
市税98.0%徴収率。7.9億円増の見込み。
1社で3億円法人税増。製造業。
SDGsがテーマだった。
子ども子育て計画策定、萩山公園整備などを行ってきた。行財政改革も。低所得世帯を対象とした給付金などを行ってきた。日野市の影響による樹木剪定、給食無償化を行った。
12月に通達。1月に各課から要望回収。
東京都多摩15団体中13団体は交付税算定は9月議会の補正でやっている。
総務課、契約課を一緒に総務契約課とした。
物価高騰対応臨時交付金
給付金・デジタル地域通貨・公共施設光熱費・学校給食費無償化・幼稚園補助
繰越明許費:均等割世帯への給付。
タバコ税増
減少傾向を踏まえ減予想だったが、そこまで減らなかったため、増となった。
自動車重量譲与税
R1年1.5億円、R2年1.4億円、R3年1.5億円、R4年1.5億円、R5年1.6億円
地方譲与税
エコカーの普及による減見込み。
森林環境贈与税:交付見込み額に合わせて積算。
利子割交付金:預金の利子増、配当割も増、株式等譲渡所得割も増、企業収益が見込みを上回った
地方特例交付金:定額減税
普通交付税
当初算定から変更する可能性が大。
国税収入が増。
財政調整基金
残高:46.4億円
業務委託
R7年2月まで予定価格27.4億円、入札額25億円
会計年度任用職員
退職者が多かったため、歳出が増えた。
アシスタント職は育児休業などで入った新しい人が多かった。
マイナンバー利用事務費用
戸籍振り仮名:端末設置する
新しい地方経済・生活環境創生交付金
備品購入費、防災倉庫工事
久米川、北山、6中の倉庫を撤去・改修。429万円
3中、5中、7中のプール更衣室を改築。
路上喫煙対策
新秋津駅喫煙所:設置を断念した。
予約型乗合交通
電話を外注ではなく、市職員で対応し、減額。
ネット77.5%、電話22.5%
障がいのある方が仮に来ても個別に対応。
6月まで実験運行を継続して行う予定。
富士見公民館・廻田公民館
会計年度任用職員を追加。
秋津は会計年度任用職員を退職した人がいたため、穴が空いた。
工場アパート
空室期間があったため、減。
市営住宅
空き部屋や所得の変更による減収などがある。
6号棟エレベーターの入札が2回不調。7年度予算で管理会社が行う。
住民票コンビニ交付
R1:4.383%、R5:29.24%、32.6%になる予定。
高齢者施設にも行って発行しようとしたが、意思確認が難しい。1件4000円×50人分。
出産応援ギフト
広域連携で委託料を圧縮。
HPVワクチン
キャッチアップ接種は8年3月末まで可能に。
5837人と見込んで増額補正。
3671人が実施済み。
商店会地域活性
12商店会から11事業だったが、予算減や辞退があったため、減額。
3・4・31号線
用地取得75%
ナラ枯れ被害
19本分を処分。
毎年予算見込みを立てるのが難しい。
年々被害は落ち着いてきている。
秋津図書園
7年度7月にオープン予定。
未就園児預かり事業
7施設112人の利用があった。
2施設はオープンが遅れたため、予算減となった。
小中学校トイレ洋式化
契約金額確定により減額。
建築工事、設備工事。
小中学校スマートスクール推進事業
クラウドサービスの高騰により増額。
使用する人数も増えた。
児童相談所から子ども家庭支援センター
東京都との連動補助金。人件費について補助。
逆送致(児相からコカセン)が増となった。R6年は61件
秋津駅南口
委託料減額。国庫補助金が減となった。
官民連携街中再生補助金。150万円減額。
地元団体の中で理解を深めていきたいという段階。
スポーツセンター
光熱費提案額と同額とした。
定例会議を毎月行い、光熱費の報告があった。協議の依頼があり、決定した。
光熱費高騰分は43%は市が負担。
自主事業割合:スポセン6%プール16.5%
新型コロナウイルス予防接種
予防接種法に基づき、算出している。
医療費4件19万円、医療手当4件101万円。
副反応疑いはゼロ。2〜3年度は53,8万回のうち51件0.0094%
健康被害の割合:13件0.0024%
救済給付を支給、相談があった場合には救済給付制度の説明をしている。
4月から2月末までで6792件
重症化のリスクが高い高齢者などに接種をしている。
特別支援学級
小学校:知的14、自閉症7人(R6)
中学校:知的17人、自閉症8人(R6)
90件弱だった相談件数が100人を超えた。
待機状況にある児童生徒はいない。
お伝えしたこと
今回歳入が増となりました。それはどうしてなのかということを中心に聞きつつ、今回設定した企業誘致の条例を活かしてほしいという話をしました。
個人市民税は800〜900万円の階層が一番上がっており、年齢はわからないということでした。また、法人市民税についても3億円増加して支払っている企業が一つあるということでした。またいわゆるガソリン税である地方揮発油譲与税ですが、当初4月に減税するという話もありましたが、急すぎるので現在国では夏を目処に目指していくという状況になっています。ガソリン代が下がるので、景気回復やレジャーなどの大きなメリット考えられます。
減税を進めていく立場としては、なぜ歳入が増えたのかをしっかりと把握し、再現性があるのか、今後どうなっていくのかなどをしっかりと調べ、活かすことが必須だと考えています。メリットを全面に出しつつも、実際やるとなった際の動きを無責任に提案するだけではなく、私も考えていますので、それを行政側と今後も議会の中ですり合わせていければと思います。
議案第16号 令和6年度東京都東村山市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)
1750万円を追加。
収納率増。
国民保険税
過去最高額となった。
納付額
1000万円以上の世帯が増となった。〜250万円の家庭も増。
高額療養費
R6年2680世帯数が支給決定。
出産育児
91件見込み。実績は66件と見込んだ。
退職者紹介
次長1名35年在職
課長4名37年在職、38年在職、12年在職、36年在職
統括指導主事:東京都へ
防災安全部39年在職
議会事務局36年在職
まとめ
昨日で3月議会が終わりました。
これで2巡したことになります。
2023年5月から任期となり、8回の議会を終えました。次の6月議会からは議長をはじめ、所属委員会や委員長なども代わり、自席も変わります。
この2年間”二元代表制”という言葉を信じ、行政の方とはある一定の距離を取ってきました。あまり仲良くしすぎると議員の本来の役割である監査、社外取締役のような仕事ができなくなると考えてたからです。これからの2年をどのように関わっていくかはまだこれから考えていきますが、いずれにせよ初当選以来変わらない想いである、故郷である東村山の未来のために何ができるか、ということを胸に引き続き頑張っていきます。
仕組みも大体理解したと思いますので、ここからの2年間がさらなる勝負になります。引き続き色んなことを議員として取り上げながら、行政に伝えながら、皆さんの生活が少しでも豊かになるように、何よりも、「もったいない」のないまちへすべく、次の世代のために最適なことはなんなのかを考え、行動していきます。後日また2年間の振り返りについてまとめていきます。
今日はこんなところ。それでは。