こんばんは。
東村山市議会議員のかくたかづほです。
昨日は、政治カフェ&バーでした。
いろんなお話ができて、非常に楽しかったです。サバカレーも好評でした。
さて。
今日で長かった予算委員会も最終日となりました。本日は、一般会計の討論、特別会計をやりました。
賛否については今日の9時まで迷っていましたが、最終的には下記のように決めました。
議案第15号 令和6年度東京都東村山市一般会計予算
共産党、草の根、立憲民主党、わたなべたかし委員は反対をしました。
下記に討論原稿を載せますが、今回非常に悩みましたが、安易に反対せずに一緒になって進めていくという決意をもとに賛成としました。
今回、正直非常に悩みました。ですが、歩みを止めてはならない。さらに進めていかなければならないという決意を胸に、日本維新の会かくたかづほは、本予算を賛成の立場で討論いたします。最初に全面的に賛成ではないということをお伝えさせてください。
東村山駅連続立体交差事業や萩山公園の改修(を初めてとして、秋津エリアの再整備、久米川エリアの再整備)などやらなければならない課題も多い中、予算として計上し、進めていくという強い意志を感じ、評価をしております。また、公共施設再生もそうですが、市の未来が大きく変わろうとしている今、単に反対をするのではなく、(先日の一般質問でも取り上げた跡地の活用など積極的に様々な方面で)議論をしながら、(提言をしながら、)進めていきたいと考えております。
しかしながら、事業別主要な施策評価シートの(公開したことは良いですが、)そもそも公開が遅れてしまったことや、明確な目標を持っていない事業があることも明らかになりました。その他指標についてもまだまだ不十分であると考えております。行財政改革も約648億円の予算総額で、0.06%に当たる4137万円の歳出削減のみにとどまっています。また、中長期財政見通しを発表したことは非常に評価いたしますが、令和7年度には18億円、12年度には52.4億円足りない状況に対応するための行財政改革はまだまだ不十分だと考えております。財源が足りないという予測が如実に出ている中、コンサルタントへの委託料や補助金事業などコスト意識が非常に低いと思います。
国民負担率が50%に迫る中、市民の方々から頂いた大切な税金を使っているという意識を今一度持っていただき、お仕事に当たっていただきたいです。
来年度は市政施行60周年です。
未来を担う世代のため、100周年にむけて、我々議員もそうですが、ツケを残さないことが、一番大事なことは周知の事実です。私は、議員定数削減や、議員報酬削減なども含めて、抜本的な歳出削減が今こそ必要であると考えております。
(ですが、質疑の中でも明らかになったように、これまでの慣習通りで予算を決めてしまっている所管もありました。まずは、そこを是正していただき、しっかりと目標を持って取り組んでいただきたいと思います。)
さらにはこちらもこれまでも何度もお伝えしておりますが、東村山の独自性がまだまだ出し切れているとは感じられません。
減税や民間事業者の戦略的参入の促進など独自性の出し方を引き続き議論させていただきます。(子育て世帯流入促進のための減税や法人誘致のための法人税減税や、ライドシェアなどの民間事業者の戦略的新規参入の促進、民間と一緒になったまちづくりの更なる促進などの独自性の出し方などもまだまだであると考えております。今後も一般質問等でも提案させていただきますが、予算をかけずにやれる方法を鋭意ご検討いただければと思います。)
今後も、「是々非々」で、市民の方々のために、特に未来を担う世代にとって、より良い東村山を作っていくべく、引き続き様々な議論をさせていただければと思います。
最後になりますが、今回非常に悩みました。一緒に進めていくという決意を胸に、日本維新の会かくたかづほは賛成という立場からの討論といたします。
かっこ内は当日時間がなく話すことができなかった部分です。
東村山市議会の場合、討論時間も含めて質疑時間とされています。これまでの質疑で様々な質疑で時間を使ったため、残り2分19秒でした。かっこ内を全部話すと3分20秒ほどとなってしまったので、1分ほどカットするために、簡単な内容にしたり、中身に触れなかったりしました。
将来的に50億円以上足りない中で、こんなに悠長にやってていいのかというのが正直な感想です。我々議会は行政のチェック機能を預かっています。だからこそ、チェックする側もしっかりと襟を訊さなければなりません。私が所属している日本維新の会では毎月議員報酬を1〜3割カットし、被災地に寄付をしています。私の場合は報酬の1割を毎月自主的にカットし、襟を正しながら議員をやっています。これだけでは微々たるものですが、チェック機能側である議員もカットしているから、行政側も一緒に頑張ろうという意味にもなってきます。
討論原稿にも入れましたが、議員報酬削減や定数削減も視野に入れ始めなければなりません。まだ議会では少数派なので、少しずつではありますが、前に進めていきます。
今回は原稿にもあるとおり、非常に悩みました。
ですが、責任を持って市政を前に進める、より良くしていくことを考えた時には、単に反対するのではなく、一緒になって、表現はあれかもしれませんが、お尻を叩きながら変えていくということが必要であると考え、賛成としました。もちろん全面的に賛成している訳ではありません。
今回は予算案に賛成としましたが、9月に予定されている決算委員会の時に今回のようなことになった場合には反対する可能性も十分にあります。やはり是々非々で、馴れ合いのない、しがらみのない立場としてやっていきます。
下記にその他、議案について雑多にまとめていきます。
議案第16号 令和6年度東京都東村山市国民健康保険事業特別会計予算
マイナンバーカード
令和7年12月から使っていく。
令和5年に発行したものは令和7年9月に切れる。
資格確認証の様式が明らかなった状態、まだ課題はわからない。
国保健全化計画
令和6年に3回目の改訂を行う。
目標年度までに税率改定をおこなっている。給付・納付適正化をおこなっていく。
低所得世帯ほど加入世帯数が多い。
そもそも国が責任を持って行うべき施作だと考えている。
一般会計繰入金
税収入増による歳入増。
一人当たり医療費などの歳出で今後も削減に向けて努力していく。
一人当たり納付額4.1%増
若年層健康診査:ICTを活用した日曜日の実施を計画している。健康を意識を高め、予防する。
他受診頻回受診:回数が多い人。89%以上を維持している。一人あたり20万円の削減ができた。
受診率50%
個別検診、集団検診の日数を増やして実施する。
基金残高
剰余金が7318万円少なくなった。交付金返還金が4568万円増えた。この差額が減となった。1.5373億円の残高
東京都からの臨時財政支援
18億円の支援
東村山は2011万円の支援
特定検査費が減。受診日60%を目標とした。令和5年度は50%とした。
オンライン資格確認システム
一人当たり2.94円負担。
年度を経るごとに増えている。
国保中央会に支払っているお金。
収納率・滞納繰越金
令和5年度11月末までの実績値を基準に出している。
交付金減額
連動する歳出の交付金が減となった。
特別交付金は保険者努力支援分として減額。
議案第17号 令和6年度東京都東村山市後期高齢者医療特別会計予算
システム改修を行う。一斉更新も行う。
分担金増:東京都広域連合に対して繰入金と連動する。療養給付費負担金が増となったため。保険料が改定となるため増。
2.3億円増の理由
令和12年度にピークを迎える。広域連合負担金が増加。
医療給付費の適正化を広域連合と一緒にやっていく。
2年に一度の保険料改定も関わってくる。
保険料率改定も影響している。
分立している事業を一体的におこなっていく。
特別対策による保険料軽減
被保険者全員が対象:令和5年度176万人、6年度179万人が対象
介護認定のない人に対して個別相談を行う。
診断の結果から個別で行う。参加型フレイル予防についての参加。
システムの稼働維持で今後も必要になってくる。
令和5年度1325万円 令和6年度1448万円。他市とは条件が異なる。
議案第18号 令和6年度東京都東村山市介護保険事業特別会計予算
認定件数の増で、運営費が増となった。
団塊の世代がさらに増えてくる。
40862人。被保険者と介護保険料増額により、増となった。
介護予防サービス
サービス拡充による増となる見込み、現行サービスの減を見込み、総額として減となった。
令和6年度の取り組み
養成講座、ステップアップ講座などで理解を深めていく。
連携強化をしていく。相談体制の強化。
収納率:H31 88.88% R189.14% R2 90.91% R3 91.53% R4 92.10%
訪問介護委託料
介護認定調査員が行っている。4000円(税抜き)
議案第19号 令和6年度東京都東村山市下水道事業会計予算
全体の進捗状況
昭和50年度から萩山町からやってきた。
優先順位を計画書を作っていく。
会計健全化
一般会計からの繰入金に頼っている。
専門家派遣をしてもらう予定。
コロナを終え、水道を利用する機会が減っている。