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【決算委員会3日目】民生費・衛生費・労働費・農業費・商工費。いよいよ折り返し。

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こんばんは。
東村山市議会議員のかくたかづほです。

本日も引き続き、決算特別委員会でした。
椅子に長いこと座っていながら、自分の番になったら、質疑する。そんな日が明日も続きます。

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民生費

一般会計の半分を占める予算で、教育や福祉、生活保護など多岐にたわる費用です。

雑多なまとめ

総括
国109億円33.5%、都62億円19%、市155億円47.5%
障がい者差別解消:合理的配慮義務化の説明を市報に掲載。医師会等、事業者にも配布。

民生員
26人欠員。

自立支援事業
相談結果や相談件数で委託料が変わることはない。

生活保護
全体273件
扶養照会199件
扶養実施のケースはほとんどない。
相談結果や相談件数で委託料が変わることはないが、処理件数・利用数で値段が変わる契約もある。
18歳以下の子どもがいる家庭:元年192世帯、2年度175世帯、3年度146世帯、4年度145世帯、5年度144世帯
母子父子家庭:元年度145世帯、2年度137世帯、3年度121世帯、4年度109世帯、5年度106世帯
外国人世帯数:元年度52、2年度57、3年度65、4年度69、5年度69

子ども家庭支援センター
女性7割:男性3割
会計年度任用職員8人
市町村に対する助言などを行う児童相談所。

やまて企業組合
委託料:元年度1.6億円、3年度2.2億円、4年度2.3億円、5年度2.2億円
4年度:小平5249万円、東大和3004万円、清瀬5628万円、東久留米330万円、西東京3471万円
随意契約、プロポーザルなど様々な形で行ってきた。令和8年度にはまたプロポーザルを行う予定。

引きこもり
相談窓口が明確になった23名。35件の相談件数。
関係機関との連携が大事。
引きこもり相談窓口「えん」:初年度は関係機関とのネットワーク作り。今まではどこに相談すればいいのかもわからなかった。

高齢者代理通報
設置件数:143件、通報件数:25件
誤発信はなかった。
住宅火災代理システム:7件設置、通報は0件

高齢者配食サービス
1541人、26968食(延べ)

物価高騰対策
高齢者施設:光熱費、食材費の一部を補助。定額給付。

病児、病後児保育
4〜9人拡大。子育てニーズにも対応できた。
利用者数が不安定だった。

児童館・児童クラブ
民間委託により夕方の延長保育も実施できるになった。
初めて夏休み期間の早朝の保育のできるように。
課題は特になかった。
一定数民間が入ることによって、不安などもあった。

低所得者等エアコン設置補助
涼みところの設置、エアコン設置喚起などを実施。

障がい者就労支援
一般就労55人、身体障がい6人、知的21、精神28人
移行支援4人、身体0人、知的2人、精神2人
B型7人、身体1人、知的1人、精神5人
時短勤務は近隣市よりも進んでいる。
工賃実績:武蔵野市の1番と東村山の1番の差6万円、都内910事業所中31番目。封入封完の仕事。

児童発達支援
161人を支援。
児童発達支援センターなどと連絡会を実施。

生活保護
単身世帯が2000世帯、二人世帯500世帯ほど
高齢者の単身世帯が多い

お伝えしたこと

受験生チャレンジ支援貸付については、いい制度なのでもっと積極的に活用してほしいことを伝えました。

長寿記念品事業は、昨年度行った一般質問でも取り上げましたが、やはり高齢者に払うべきは敬意であって、お金ではありません。引き続き他市の動向もチェックしながら、より良い予算の使い道になるよう見ていきます。

就労サポートセンター運営も現状を確認しつつ、しっかりと利用され、しかも実績を残しているということもわかりました。しっかりと引き続き行ってほしい旨を伝えました。

子ども家庭支援センターについては私もさまざまなお話を聞きます。児童相談所との関係性がうまく整理されていないと感じることもあり、課題について聞きました。問題が複雑化しており対応しきれない側面もあるという話でした。無理にやるとやはり子どもたち、親御さんたちの気持ちを踏み躙ってしまうことにもなりかねないので、慎重にお願いしたいとお伝えしました。子どもショートステイについてもよく相談を受けます。現状、小平市にあり駅から遠いです。使い勝手が悪いという話を伝えましたが、特に変更などは考えていないという答弁でした。

ファミリー・サポート・センターについて、こちらも同じくたくさんご意見を頂きます。使おうと思った時に断られたという内容が主ですが、行政側は把握していないようでした。あくまでもマッチングさせることが目的でそのさきは当事者同士でやってくれというのであればわかるのですが、そうではない感じがしたので、ここも改善を求めていきます。

衛生費

衛生的なものが入ってくる予算です。
ワクチン接種だったり、子育て系もここに入ります。

雑多なまとめ

総括
予算執行率80.4%令和4年度は70.1%
バースデーギフトを行った。妊婦面接の実施。
参加受診料の補助。

ファーストバースデーギフト
アンケート支援が必要な回答は82件。
育児不安の軽減などにつながった。
面接で保健師と接点を持つことが大事。そこから相談がしやすい環境を作っている。

HPVワクチン
8件14回
キャッチアップ接種令和4年度615件、令和5年度は883件。

帯状疱疹ワクチン
生ワクチン:接種回数1回、助成額4000円、69.8%5年、不活化ワクチン:2回、1万円、96.9%9年以上

熱中症対策
事故防止と体調管理のためのラジオ体操、健康把握
適切な温度管理、適宜休憩、吸水器の利用、暑さ対策に向けて進めてきた。

妊婦検査
超音波検査:1回から4回に補助回数を増やした。

両親学級
パートナーの参加は必須
土曜日版両親学級。1日に2回実施。個別の実施も。
家族が一体となって行う必要がある。

住宅用地球温暖化対策事業
一本化した。
省エネ家電買い替え:デジタル行政ポイントの利用促進につながった
45600円相当のポイント付与。147台5万ポイント合計735万ポイントの付与。
2366件オンライン1006件郵送172件その他窓口。

秋水園
粗大ゴミに合わせて一般ゴミを秋水園に持っていくことができる

指定ゴミ袋
令和6年3月までに3回協議した。

予防接種
今後はデジタルワンストップサービスでプッシュ型の通知の将来的な実装を行っていきたい。

ごみ収集
ゴミ資源物収集:直接的には影響はなし。
秋水園プール延べ入場者6000人。
粗大ゴミの車両がリースが終わり、事業者側で準備した。人件費289万円、車両241万円の増。1年ごとの契約。

コロナワクチン
2277円、加算単価もある。
診療所:50人以下12万3200円、51〜150人18万7800円、151〜300人24万6400円、301〜人30万8000円。半額程度に変更。

フードドライブ
10回実施。283kgの食品の提供をもらった。
必要な人に配布ができた。

ミニキエーロ
385人445機。18kgの生ごみを削減できた。

家庭訪問
長期入院などで訪問が困難。
電話や市役所での面接などをしている。
産後うつ検査を活用して気持ちによりそって行っている。

産後ケア
利用者の利用者の負担1000円100人延べ400人とした

自殺対策
自殺者数:25人
男女比80%男性。50代男性6人。20代男性4人。幅広い世代で発生している。
女性は5人。

子宮頸がん
受診率は向上した

お伝えしたこと

がん検診事業については、受診率が2.7%から12.1%と極端に低いことを指摘しました。実際所管として課題には感じているようですが、ご自身が働いている企業や人間ドックなどで受けてしまって、市の方では受けないという方もいるとは思うので、まずはここの数値をしっかりと把握してほしいです。

とんぼ工房は秋津にある秋水園で行っているリサイクル事業です。
なんと2012年からブログが更新されていません。年間750万円も予算使っているのに。また、令和5年度の活動も更新しておらず、私が通告書に書いた後に修正したという答弁すらあるようでした。美住町にあるリサイクルショップをはじめとして、民間での店舗やアプリなども昔に比べて当たり前になってきたと考えています。民業圧迫の面も立ち止まって考えるべきだと思います。

し尿処理は昨年の一般質問でも取り上げましたが、特に進展はないようでした。
ゴミの広域処理を検討するのであれば、一緒にし尿処理も検討すべきです。引き続きこちらもことあるごとに追っていきたいと思います。

農業費

文字通り農業に関する費用です。

雑多なまとめ

総括
農地面積135.4ヘクタール、従事者289人、平均年齢63.3歳
40%が市の財源
農地が宅地:第一種低層地域が多い。

ロカスタ
78経営体20店舗、イベント4件
体験農園、市報掲載、マルシェ久米川などでも告知
農産物検索が便利。

農業委員会
サポートシステム:農地台帳システムから移行している。令和6年7月中に紐付けは終わっている。順次稼働させていく。

認定農業者・認証農業者
経営目標の達成状況:65%は目標達成している。8.3%所得増。13.9%の売り上げ増となった。
認定農業者107、認証農業者24

商工費

文字通り、商業、工業に関する費用です。

雑多なまとめ

総括
商工会アンケート、金融機関と連携している。
物価が上がっている。人手不足になっている。

チャレンジ農業支援補助金
野口町で農園ロゴシール作成売り上げアップ、恩多町でHP作成したいちご農業アップ
久米川町農業者:自動で水やりなどができるストロングハウス
恩多町いちご栽培:ストロングハウス

小口企業融資
建設31件、製造3件、情報1件、運輸業3件、卸し7件、不動産12件、学術系9件、宿泊飲食3件、生活関連3件、教育2件、医療福祉7件、その他6件
信用保証料補助、利子補給は助かる。
令和元年度までほぼ横ばい。実績値を見ると、運転資金が伸びている。

住宅修改築支援
内装水回り対象となっている。
応募数179件、補助件数55件

久米川工場アパート
令和6年3月に退去したため、商工会、不動産屋などで告知。
5月に内覧を実施。8月から入居した。
北多摩で場所を探していた。
周辺環境整備は特になし。トイレの改修、LED化した。

オープンイノベーション推進事業
タブレットにより、生産工程における原価の把握ができるようになった。
製品開発をAIツールを使って、クラウド型サービスの商品開発中。
継続するかどうかは今後も検討していく。
伴奏型支援を行っていく。

中小企業等デジタル化推進支援事業
DXセミナー受講者から10社を選定し、経営の見える化を実施。
検査などをDX化、システムを導入。
人材派遣事業者は勤怠管理などをシステムに。
資金的な支援、専門家のアドバイスの要望が多い。

中小企業等事業再構築
経営基盤の強化を図るもの。

消費者対策事業
漫才をやりながら、消費者としての喚起をする。
実施の意向調査をした。実施していない学校は家庭科の授業等でやっている。

産業まつり
令和6年度以降はどこでやるか検討中。

まとめ

今日の出番は、民生費、衛生費でした。
いろんな考えがあるのを見るのは面白いですが、私としてはやはり必要な事業はとことん伸ばしていく。いらない、時代にそぐわないものは無くしていく。そんな見方をしています。少しでも時代に合った形にしていくべく、明日も頑張ります。

今日はこんなところで。それでは。

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