こんばんは。
東村山市議会議員のかくたかづほです。
本日より12月議会がスタートしました。
1日目がなんとか終わりました。
例によって備忘録的にまとめていきます。
- 招集の挨拶
- 所信表明
- 議案第48号 東村山市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例等の一部を改正する条例
- 議案第49号 東村山市減債基金条例を廃止する条例
- 議案第50号 東村山市ふるさと創生基金条例を廃止する条例
- 議案第51号 刑法等の一部を改正する法律等の施行に伴う関係条例の整理に関する条例
- 議案第52号 東村山市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例
- 議案第53号 東村山市公契約条例
- 議案第54号 東村山市寄附金基金条例を廃止する条例
- 議案第55号 東村山市スポーツ施設条例の一部を改正する条例
- 議案第56号 東村山市民スポーツセンター条例の一部を改正する条例
- 議案第57号 東村山市下水道事業建設基金条例を廃止する条例
- 議案第58号 東村山市奨学資金貸付基金条例及び東村山市奨学資金貸付条例を廃止する条例
- 報告第5号 専決処分事項(令和6年度東京都東村山市一般会計補正予算(第3号))の報告
- 議案第65号 東村山市教育委員会教育長の任命について同意を求める件
- 議案第66号 東村山市教育委員会委員の任命について同意を求める件
- 議案第61号 東村山市立児童館育成室等(秋津児童館育成室・第2青葉分室・第2秋津東分室・秋津分室)の指定管理者の指定
- 議案第62号 東村山市立児童館育成室等(北山児童館育成室・第2化成分室・第1回田分室・第2回田分室・第3回田分室・北山分室)の指定管理者の指定
- 議案第63号 東村山市立児童館育成室等(本町児童館育成室・第1久米川分室・久米川東分室・大岱分室)の指定管理者の指定
- まとめ
招集の挨拶
11月3日〜7日東京都北京交流
昭和56年から行ってきている。去年は東村山にきた。市長が団長を務めた。
北京市長との交流は予定していたが、できなかった。
歓迎の場が5回あった。どこで写真を撮っても検閲を受けることはなかった。
雄安新区へ視察。巨大な工事現場に圧倒された。
1000年先を見据えてまちづくりをしているという言葉印象に残った。
秋の叙勲
多数の受賞があり。
東村山市版株主総会
例年は前年度の決算をするが、今回はR3〜R5の期間の決算。
40年後の東村山市がどんなまちであってほしいかをテーマに意見交換。
5段階評価で平均3.77点となった。
所信表明
細淵一男前市長
菖蒲まつり開催など商工会長として尽力。3期12年市長を行った。
東村山駅西口、久米川駅北口のリニューアルに道筋をつけた。
細淵家と東村山市で合同葬を実施。
103万円の壁
解決しなければならない課題。
可処分所得の増となり、経済活性化の一手になると考えている。
全国市長会では多くの市長からは心配の声が上がった。
「控除額の引き上げは極めて地方財政に影響がある」
声明を発表した。
東村山の影響額は30億円程度の影響が生じる。極めて甚大な影響がある。
国では8兆円の減収となる見込み。社会保険料の増も厳しいという声も。
学校給食無償化
本来国の責任で行うべき。
東京都が7/8へ補助金を増額とした。1月からR7年度三学期分を無償化する。
スクールランチの運用を変更する。中学校でアンケートを実施。
スクールランチ57%から85%になるという結果。
2つのブロックに変更し、選択制は一旦中止。
都知事に直接感謝を伝えた。東京都内全区市町村で実施。
全国では30%にとどまる。
防災仕様3計画
地域防災計画:東京の被害予想や能登半島地震を鑑みた見直し実施中
業務継続計画:職員の参集予測を厳しく見直し
災害時受援計画:新たに策定
災害時における実効性のある行動指針になるようにする
自殺対策推進計画
推進協議会を開催。ライフリンクとの事業連携協定を進めている。
年度末までにあと2回、計4回実施予定。
子ども計画
11月に開催。子ども子育て会議で基本理念を発表。
意見表明、社会参画を主眼に。計画案を示し、パブリックコメントを実施予定。
商工業推進条例(仮)
市外からの企業誘致、施設の増設移転などを支援していく。
SWAT分析を実施。奨励制度をまとめた。
12月25日〜1月13日までパブリックコメントを集める。
3月定例会に議案提出予定。稼ぐ力を高めていく。
来年度予算
改革と投資のサイクルを加速させる。
前期計画がR7年度に終わる。
部別に予算を配分している。裁量を拡大した。
新たな歳入を図る。事務事業の見直しをさらに実施していく。
SDGsアイデアコンテスト
グランプリ:「おさつあん」商品化。
市民センターでお披露目会を実施。
民間事業者提案制度
11件の提案を採択。
事業所管で詳細を詰めている。
適宜報告していく。
ネーミングライツ
令和7年4月1日から名前を変更予定
公共施設再生
アクションプランをもとにすすめている。
萩山小の事業者選定に向けて、要求水準書を作成中。
サウンディング調査を実施。14事業者40名が参加。
説明会を実施予定。
ハラスメントアンケート調査
10月にカスハラ防止条例が東京都でできた。
12月2日〜16日で全職員を対象したアンケートを実施。
調査票を作成。実態を把握していく。
アインPay
様々なキャンペーンを実施中。
地域ライター
12月14日に第3期募集。
「東村山編集室」で順次公開している。
企業版ふるさと納税
10月から人材派遣型を実施。
久米川町のポリオ研究所跡地を寄付される予定。
東村山市版気候市民会議
来年実施予定。
ゴミ焼却施設
既存施設の活用。
12月末に柳泉園組合の会議で行われる予定。
災害廃棄物受け入れ
能登半島地震では7倍のゴミは発生
東京都へ協力依頼があった
3月以降にきくずを受け入れる予定。
全ての東京都の自治体で受け入れ予定。
いきいき元気アップ100
健康診査のデータの分析などを実施。
キックオフイベントを実施。シニアのための栄養イベント。
低栄養やフレイルが課題。リスクを抱える方を抽出。
教室や専門職による口腔ケアを実施。
厚生省でも紹介されているもの。
公立保育園給食調理者決定
3、5、7保育園の給食を委託。
都市計画道路
10年間で優先的に進める計画を策定。
東京都と連携して進めている。
高架化工事(連続立体交差事業)
新宿線下り:来年の夏頃に高架予定
用地はまだ100%ではない。
ゾーニングした活用案を作ってきた。
東村山駅周辺のまちづくりを実現してもらえるように協議していく。
東口:地権者との意見交換をしている。
久米川駅周辺
南口:ワークショップなどを開催。広場は商店街に作る案。1月中旬以降にパブリックコメントを実施予定。
秋津・新秋津駅周辺
エリアプラットフォームの構築、未来ビジョンの策定などを実施中。
学識経験者の講演、課題出しなどを10月に実施。
まちづくりに取り組むことへの意見交換をさらに進めていく。
公共交通(予約型乗合交通)
国交相に申請中。
1月7日から予約、1月20日から利用できるように。
説明会を開催している。
12月定例会市長提出議案
議案19件、報告1件
議案第48号 東村山市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例等の一部を改正する条例
効率化、簡素化を図るもの。
議案第49号 東村山市減債基金条例を廃止する条例
役目を果たしものと判断して基金を廃止。
議案第50号 東村山市ふるさと創生基金条例を廃止する条例
令和6年度末で残高がゼロとなるため。
議案第51号 刑法等の一部を改正する法律等の施行に伴う関係条例の整理に関する条例
議案第52号 東村山市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例
人事委員会の勧告をもとにした給与改定。
議案第53号 東村山市公契約条例
基本方針を作成し、労働者の適正な労働条件などを規定。
議案第54号 東村山市寄附金基金条例を廃止する条例
必要がなくなったため。
議案第55号 東村山市スポーツ施設条例の一部を改正する条例
健康広場を3月31日に廃止する。
議案第56号 東村山市民スポーツセンター条例の一部を改正する条例
駐車場の利用料金を徴収するための改正。
議案第57号 東村山市下水道事業建設基金条例を廃止する条例
必要がなくなったため。
議案第58号 東村山市奨学資金貸付基金条例及び東村山市奨学資金貸付条例を廃止する条例
貸付を廃止するため。
48号から58号は各委員会に付託。
報告第5号 専決処分事項(令和6年度東京都東村山市一般会計補正予算(第3号))の報告
衆議院選挙にかかる専決処分。
準備の期間が短かったため、移動投票所などの対応ができなかった。
9月30日総務省から通知があった。
武蔵東京第一支店に機械を委託。保守点検を委託。
機械で読み取って、人の目で2回確認して、見届け人の前に500票ごとに置く。
これから東京都に請求する。
まとめ
投票済証について質疑しました。
前回の市議選市長選ではひがっしーやめいすいくんが印刷をされていましたが、今回は印刷をされていませんでした。私自身も気になっていましたが、周りの方からも様々なお声を頂いていました。他自治体では、投票済証の配布により投票率向上を目指していますが、東村山はそうではありません。
今回は東京都が用意したものを使用。独自で作った場合でも予算は東京都に請求できる。期日前投票所526枚当日548枚合計1074枚配布。スタンプする時間をなかった。次回の市議市長選はやる予定。
という答弁でした。
私は配布による投票率向上のためにも、話題作りによる投票率アップのためにも、積極的にこの投票済証は活用すべきだと考えています。特に東京都が予算を持ってくれるならなおさらです。私が入る前にも市議会政策総務委員会からの提言もされています。引き続きより良い投票済証配布、投票率向上のために頑張りたいと思います。
→賛成多数で承認
議案第65号 東村山市教育委員会教育長の任命について同意を求める件
コロナでの対応に尽力してくれた。
タブレット配布も推進できた。
村木教育長の再任。
→賛成多数で可決
議案第66号 東村山市教育委員会委員の任命について同意を求める件
PTAや教科書選定委員を歴任された並木さんが候補に
→賛成多数で可決
議案第61号 東村山市立児童館育成室等(秋津児童館育成室・第2青葉分室・第2秋津東分室・秋津分室)の指定管理者の指定
議案第62号 東村山市立児童館育成室等(北山児童館育成室・第2化成分室・第1回田分室・第2回田分室・第3回田分室・北山分室)の指定管理者の指定
議案第63号 東村山市立児童館育成室等(本町児童館育成室・第1久米川分室・久米川東分室・大岱分室)の指定管理者の指定
一括で質疑を実施。
3つのエリアを一括にしてしまうと、大企業が強くなってしまうため、2つのみ選択可能となった。
エリア内で連携をして統一的な経営ができる。
子どもの意見反映という項目を新設した。
秋津エリアは引き継ぎとなる。個人情報は市が直接提供、どのような保育を行ってきたか、当然に引き継ぐものは市が間に入って行う。
29施設のうち、21施設が民間委託となる。
事前説明会では、5事業者だった。
子ども会議で子どもたちの意見も聞いた。
事業者間での交流は今の所ないが、今後は行っていく予定。
全体の4割の保護者会が解散している。
障がい児は63名いる。
公営から民間になる場合は、働いていた方はそのまま雇用となるか、他の公営児童クラブに異動となる。
→賛成多数で全て可決
まとめ
12月議会初日が終わりました。
いつもの形ですと、ここから一般質問の日まで休会となりますが、今回は議案が多いため、明日もあります。少し辛いですが、頑張ります。
本日は、一番大きいところで、いわゆる学童保育の民営化でした。
そもそもこの民営化に賛成なのか、反対なのかという立場によって質疑の角度や内容が全く変わってきます。私は基本的には賛成です。民間事業者が培ってきたノウハウや競争によって生まれたサービスの方がマンネリ化せず、質が上がると考えているからです。
62号の議案に関して、指定管理応募事業者が一社しかなかったため、それは競争が働いていないのではないかという質疑をしましたが、そもそも民間にお願いをするタイミングでレベルの高いものをもらっているという答弁でしたので、今回は賛成をしました。この指定管理制度は民間企業の応募があって、競争あっての制度です。今後同じように出来レースとまでは言わないものの、そういったものはあった場合には、質疑を行い、しっかりと判断していこうと思います。
明日も続きますので、今日はこんなところで。それでは。