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【6月議会最終日】緊急動議?緊急質問?

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こんばんは。
東村山市議会議員のかくたかづほです。

本日は6月議会最終日となりました。
今回はまた滅多に見れない事案がありました。

時系列順に書いていくので、後半でお伝えします。

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委員長報告

定例会最終日のいつもの流れのように、委員長報告から始まりました。

いつも通り、雑多ですがまとめていきます。

政策総務委員会

議案第24号 東村山市会計年度任用職員に関する条例の一部を改正する条例

国との均衡。勤勉手当を支給となった。
104名に支給予定。正職員と同様の形になる。4.65月の支給。
令和6年度は全職員一律。来年度からは組合との交渉。

厚生委員会

議案第26号 東村山市障害者地域生活支援に関する条例の一部を改正する条例

引用する箇所の改正。
宿泊場所の一時的な提供。関係機関との連携を図っていく。
3名の利用、80事業所が登録。

議案第27号 東村山市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例

人数基準が5人ずつ減り、質の拡大を狙うもの。
B型は当市にはない。

まちづくり環境委員会

議案第28号 東村山市地域公共交通会議条例の一部を改正する条例

新たな協議会、分科会を設置するもの。
予約型乗合交通のために必要。新規路線のために必要。

議案第29号 東村山市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例

用途地域変更を行う。まちづくりニュースを配布し、理解を図ってきた。

生活文教委員会

議案第25号 東村山市税条例の一部を改正する条例

公益性の担保や見直しをしていくもの
文化や科学技術などの発展を目指すもの。土地や債券も可能。土地は購入費で計上。
そのものの周知も必要。

まとめ

委員長報告に対する質疑はありませんでした。
それぞれ順調に進んでいき、全て可決となりました。

追加議案

最終日に追加された議案の審議がありました。
順にまとめていきます。

議案第32号 令和6年度東京都東村山市一般会計補正予算(第1号)

人件費総額
1.326億円。2132万円の共済費。
正職員40.1% 非正規59.9%
正職員:小平36.9%東大和60.2%清瀬63.6%東久留米43.9%西東京60.9%
副校長補佐、児童クラブなども会計年度任用職員。市民部44.8%、健康福祉部49.2%、子ども家庭部72.8%、教育部76%、会計課41.7%が会計年度任用職員。子ども関係が多い。

保育力強化事業補助金
加算項目が増えた。障がい児などに対してさらに補助する。

多様な他者との関わりの機会の創出事業
保護者の就労に関係なく、在宅で子育てする人などを孤立させないための事業。多子世帯なども充実。利用料減免。多子世帯負担軽減、2児以降無料化。障がい児80人分も計上。7施設98人の利用を見込んでいる。

財政調整基金繰入金
1.298億円を繰入。17.9386億円となった。
企業版ふるさと納税やネーミングライツ、事務事業の見直しも図っていく。
中長期的な視点で行う。

不動産鑑定委託料
青葉町2丁目。旧花さき保育園の土地。
物件情報の作成等にも活用する。
解体費用2500万円。

萩山憩いの家
熱交換ファンが壊れている。
不具合の確認が2月に入ってからで点検作業に時間がかかった。
2〜3ヶ月は工事にかかる。年一回の定期点検をしている。壁掛け4台設置。

第七保育園
仮設園舎代金も含まれている。
工事完了までのスケジュールを見直した。東京都建築指導事務所から都市計画の進捗に合わせてほしいとの要請があり、継続費とした。令和7年度7月ごろに完了予定。4月26日に都市計画変更がなされた。
工期延長による影響はあまりない。運動会は別の場所を利用予定。

久米川東児童クラブ
借用していた。
取得するために動いてきた。代わりに青葉町2丁目、旧花さき保育園を売却。

未就園児預かり補助金
プレ保育などで培ったノウハウを活用できている。同じ年齢くらいの子どもたちと関わることもできてよかった。

廻田図書館
文化センターで水道の利用料が大幅に増えていた。2箇所発覚。3月中に完了済み。1箇所はまだこれから。公民館側のトイレを案内している。他の配管への負荷も想定されるため、計上。夏休みは利用者が増えるので、それまでに直したい。

議案第33号 令和6年度東京都東村山市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)

会計年度任用職員の手当増、マイナ保険証への対応

マイナ保険証
10月に加入者情報のお知らせ。
新規加入者については資格確認証を送る。資格情報のお知らせを送る。
令和7年9月30日まで資格確認証を使える。
個人番号の下4桁を通知する予定。
変更委託料の詳細:新規発行1430万円、お知らせ220万円、チェック仕組み330万円、限度額適応変更証など。日立システムズに委託。
マイナ保険証にしないことへの不利益はあるのかなどの問い合わせがある。
70歳未満2年、70歳以上1年の有効期限。今のところはまだ自治体の負担があるかないかはわからない。
利便性向上:今までの薬剤情報の共有が可能。入院限度額申請が必要なし。資格喪失の際に切り替えがすぐにできる。
推計:合計医療機関172件、薬局66件、導入済み145件、63件
対象者:15691人(資格確認証配布者13731人)

会計年度任用職員勤勉手当
対象者の人数:合計6人、対象とならない人数13人
一般会計繰入金20.2990億円となる。微増傾向。

議案第34号 令和6年度東京都東村山市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)

会計年度任用職員の手当増のため。

議案第35号 令和6年度東京都東村山市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)

会計年度任用職員の手当増のため。

まとめ

基本的にはどの議案も会計年度任用職員への手当を含んだ改正となりました。
全て可決となりました。

動議成立

緊急質問という仕組みがあります。私も初めて知りましたが、過半数の成立があると、できる仕組みです。「議長動議!」「賛成!」という流れで進み、自民公明以外の議員の賛成多数で動議が認められ、その後、議員運営協議による協議会が開かれました。

内容としてはこちらについてです。

議会運営委員による協議会では、発言時間が焦点となり、1分にするのか、3分にするのかそれ以上にするのかしないのかで揉めました。結果的には委員長の采配もあり、間をとって2分になりました。後から確認したところによると、なかなかこういった動議や緊急質問も出てこないようで、やり方や時間制限も特にないようで、議運協で決めるということになっているようです。
その後30分ほど休憩し、再開しました。答弁の内容は簡単に書きにまとめます。

答弁内容

23区長から話があった。
5月17日、24日市長会開催後、任意で集まった。打診のようなものはあった。支持をしてほしい、立候補要請をしてほしいという話はなかった。
ある程度、直接意見を聞き入れてくれた。格差ゼロに向けて手厚い支援を行ってくれていると考えている。多摩地域の発展のために支持を表明した。個々の市長が自由意志に基づいて、任意で行った。行政とは関係なく、個人として応援をしている。

まとめ

6月議会も今日で終了となりました。
昨年もそうでしたが、6月と12月は予算決算がない月の議会というのは、なんだかあっさりした感じがありますが、それでも質疑を作ったり、一般質問を考えたりすると、まだまだ新人のため知識がないため、時間がかかります。昨年よりは要領がわかってきた気がしますが、一方でこのままでいいのかというのは感じてしまいます。引き続き、様々な側面から自分を見直し、様々な方から意見を伺って、自分なりの議員というものを作っていきたいと考えております。

今回、緊急動議が出たことで、まだまだ知らないことがあるなと感じたとともに、改めて市民感覚を持ち続けたいと感じました。1年経ち、様々な政治的判断や交渉を迫られることもありました。しかし、初心を忘れず、市民の皆さんがどう思っているのかを原点に置いて、今後も行動していきたいと思いました。緊急動議が出て、議会が終わった後に「なんで賛成したの?」ととある先輩議員に聞かれました。「政治的判断ではなく、市民の代表としてどう考えるかで判断しました」と回答しました。市民から見たときに、なぜうちの市長がはいってるの?という印象は間違いなく抱くと思います。だからこそ今回こういった公の場所で明らかにすることが必要だと感じました。だから賛成をしました。
ここに名前を連ねること自体に反対をしている訳ではありません。そうではなく、なぜ賛成したのかを知りたいということだけでした。市長も今後のことを考えて、名前を入れたかもしれませんし、その点も含めて聞く必要があるということで、賛成をしました。他の議員からは緊急性があるのか、本当に緊急動議なのかという話もありましたが、選挙期間が始まってしまっている今、ここでしか問うことができないという意味で緊急であると私は判断しました。

今回改めて、初心を取り戻すことができました。
これからもいち市民としてどう考えるということを中心に添えて考えていきたいと思います。

今日はこんなところで。それでは。

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